カイロ (文春文庫 む 10-1 世界の都市の物語)

著者 : 牟田口義郎

• 文藝春秋 (1999年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2012年6月15日]

(2000.09.23読了)(2000.04.16購入)
（「BOOK」データベースより）amazon
文明の発祥地としての栄光を担う古代エジプトの話をまくらに、七世紀におけるアラブの征服を踏まえた上で、十世紀のカイロ建設から現代までナイル川のほとりにしるす千年の叙事詩。アラブ世界最大の都の発展の歴史を、各時代の国際関係と絡めながら、資料を博捜して人物中心に描く。これは、わが国で初めてのカイロ物語である。

[suusuuさんの感想 · 2006年7月22日]

面白い。しかし、筆者は本当に中東への思い入れが強いですね。