- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167451127
感想・レビュー・書評
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サバイバル+サスペンス。
サスペンス部分はなんか伏線の張り方がバレバレ過ぎて、かなり最初のほうでオチが丸見えなんですが、サバイバル部分の描写はすごい。風呂で読んでたら、本当に死にそうな気分になった。 -
アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』やニコラス・ブレイク『野獣死すべし』を思わせる展開。というか、明らかに2作品を意識しているかもしれない。
こういう海洋復讐ミステリはいいですなあ。それにしても、太平洋を漂流する描写が迫真的でこわい。夏に読んだら最適かも。 -
後半から話が複雑になりすぎて・・・微妙(苦笑)
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最初のほうは面白かったのだけど、誰が犯人か考えているうちにどんどん頭がこんがらがってきて、そこにきてのどんでん返し。ああ、やっぱりそうなの…という感じで終わってしまった。
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もの凄く久しぶりの折原一作品でした。
この作中作とか手記とか、目まぐるしく
変わる視点とか折原作品っぽくて
懐かしかったスw。
どう読んでも勘ぐるしかない文章や
構成は面白いんだけど疲れるんですよねー。
もう後半のてんこしゃんこの攻防線を
読む頃にはクッタクタですw。
肝心の犯人探しという点でいくと今作の
ように登場人物が少ない場合はどうしても
消去法で想像がついてしまうのが難しいところ
ですよね。途中から薄ら真相の一部は
分かってしまった...かも?偶然にも数日前に
今作のベースとなる映画「シーラ号の謎」を
観ていたのもあるのかもw?
でも予想外に楽しめたので再読のも含めて
「〜者」シリーズの読破に挑戦してみよー。