十津川警部・怒りの追跡 下 (文春文庫 に 3-12)

著者 :
  • 文藝春秋
3.25
  • (3)
  • (2)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 56
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167454128

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2022/03/21 36読了

  • アフリカの砂漠で意識を失う十津川警部。
    妻の直子が現地に向かう。

    十津川警部が活躍する源泉が,妻の直子の力だということが分かる。

    事件は大規模で十津川警部でなければ扱えないもののようだが,
    記憶をなくした十津川警部に情報を提供し,
    指針を示唆する亀井刑事の力量も大きいことが分かる。

    社会派,西村京太郎の本領発揮。
    十津川警部だからこそ許される記述がある。

  • 1999.7.20 9刷 476
    覚醒剤常習者による高校球児刺殺事件の裏には、巨大な悪の組織の陰謀があった。十津川は、黒幕と見られる貿易商江崎の周辺に捜査の手をのばすが、政財界に強力なコネを持つ江崎は容易に尻尾をつかませない。江崎がアフリカで私兵の訓練をしていることを探知して、単身現地に乗りこんだ十津川に、江崎の魔手が迫る。開設・権田萬治

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×