文人たちの寄席 (文春文庫 や 16-11)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167460112

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  • 図書館にて。明治から昭和の初めにかけての文人と寄席、寄席芸人との関わりについてのエッセイ。貧乏で裏長屋に住まう芸人たちの姿が目に浮かぶゆ。特に『目くらの小せん』と呼ばれた初代小せんのエピソードが愛おしい。

  • 名だたる文豪たちは寄席や芸事と意外なほど縁が深い。
    エッセイとしてとても楽しめる。文人の最期でまとめる一文の余韻は山田風太郎の「人間臨終図巻」にも通じるか・・・

  • 単行本も持っているが、解説が坪内さんだったので、購入。

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著者プロフィール

1935年東京生まれ、文化学院卒。藝能評論家。都民劇場理事、早川清文学振興財団理事。菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞選考委員。第10回大衆文学研究賞(1996年)、第14回スポニチ文化芸術大賞優秀賞(2006年)。

「2023年 『芝居のある風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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