男坂 (文春文庫 し 16-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 81
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167471026

感想・レビュー・書評

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  • 純文学なんだろう。
    大矢さんの解説を読んで、更にこの短編の重さを教えられた。
    再読してみようかと思う。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/4/13〜4/16
    様々な人生を過ごしてきた男女の終盤戦を描く短編集。「扇風機」、「再会」、「サウスポー」、「パイプ」、「長くもない日」、「あかねの客」、「岬」の七編。個人的にはあかねの客が良い。デビュー当時の硬質な作品も良かったが、最近の枯れた味わいも素晴らしい。シミタツ節は健在。

著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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