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みんなの感想・レビュー・書評
個人的には『京都まで』が好きです。三十代の女性の閉塞感や切実さ、対照的に日常から解き放たれたときの開放感が、ひしひしと伝わってきます。冬の京都の身を切るような寒さの描写も、小説の切迫感を増していると思います。
第94回直木賞受賞作品。 直木賞受賞二話を含む五話の短編集でした。 当然と言えば当然ですが、五話とも圧倒的な女性目線で話が進み、男性は情けない存在として描かれている物語。 「最終便に間に合えば」(主人公:永田美登里)・・・直木賞受賞 「エンジェルのペン」(主人公:曾根浩子) 「てるてる坊主」(主人公:礼子) 「ワイン」(主人公:曾根洋子) 「京都まで」(主人公:... 続きを読む »
今読むと中途半端に時代を感じてしまう。その当時に流行小説として読むか、もうあと何年かしていい具合に熟成したのを読むほうがよかったかも。
第94回直木賞。
女実業家が元カレと札幌で再会し、最終の飛行機で東京に帰るまでのレストラン~タクシーでの物語。
付き合ってた頃のエピソードとともにすすんででいくが、当時とは2人とも立場や経験が違うから、今となっては手練れのかけひき。
OLならではの孤独や狡猾さが描かれ、林真理子らしい1冊。
浦野所有。 久々にババを引いた、というのが正直な感想です。文春文庫版に収録されている5編のうち表題作と「京都まで」で、著者は直木賞を受賞しています。しかし、いまだかつてこれほどつまらない直木賞作品を読んだことはなかったなぁ。 「マシ」といえるのが「京都まで」なんですが、あとの4編はすべて読む価値なし。何というか、読んだあとの気分がよくありません。「マズいものを食って、味の濃いジュースを... 続きを読む »
林真理子の初期の短編集。
なんだかぼーっとしている印象。
作家などクリエイティブな女の主人公が多かった。
それより、OLの気持ちの方がわかるなぁと思った。
直木賞受賞の短編集。男女の機微に鋭い。けど、編集者とか作家とかクリエイター系の人々が多く出てきて、やはり私小説めいてる。そこがいいんだけど、ちょっと食傷気味にも。
直木賞受賞作品である「最終便に間に合えば」と「京都まで」を収録。
全5話の短篇集。
エンジェルのペンは作家のお話は
小説なんだけど何故かリアル。
OLから造花クリエーターに転進した美登里は、旅行先の札幌で7年前に別れた男と再会する。空港へ向うタクシーの中、男は昔のように美登里を誘惑してくるが…。大人の情事を冷めた目で捉えた表題作に、古都を舞台に齢下の男との甘美な恋愛を描いた「京都まで」の直木賞受賞2作品他を収録する充実の短篇集。
女のキモチを知り尽くしている女。聞いただけでゾクっとして後ずさりしてしまいそう。著者の作品のイメージは男にとって脅威そのものだとそういう予感がしていたのでずっと本棚で熟成させておいた。知りたいけど知りたくない。知りたくないけど知りたい。けだし時の流れははやいもの。この漬物はよくツカットル。
林真理子さんの短編小説。『最終便に間に合えば』に出てくる男の人の自己中な態度や頼りない態度がいらいらする感じ(笑)

一話目の「最終便~」にむかついた。面白かったからむかついた。





