- Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167483081
作品紹介・あらすじ
2・26事件、引揚げ、ロック座のストリップ、美智子妃誕生、東京オリンピック、三島由紀夫自殺、そして昭和天皇。28の大事件の当事者たちが臨場感たっぷりに語り合う昭和史座談集。今だからこそ明かせる真相、現場にいた者にしか語れないエピソードなど、重大証言が目白押し。
感想・レビュー・書評
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僕が本好きだからか、仕事先で本を貸してくれたり、くれたりする機会も増え、この本もその中の一冊。
自分ではチョイスしないだろうジャンルの本を読むのは面白いね。読み方に慣れてないのでめっちゃ時間かかったけど。
昭和に生まれてすぐに平成に入ったから自分にとっての昭和のイメージって全然なかったので新たな景色を見たなぁという印象でした。戦争が終わってからみんな手探りで生きてきたんだろうなーと。人類の歴史には様々な苦難や問題が起こるけど人間の生命力、しぶとさって強いよなぁと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和史を振り返る対談集。今はなき歴史の生き証人が目白押しで、特に戦争当時のことをリアルに語っている回は圧巻。山本五十六、神格化されているけれども、人の好き嫌いが激しい人だったんだ。
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あまりにも知らない。 だからできることは知っていくことしかない。
もともとは、花柳街についての見識を深めていた時に、
赤線の終焉についてこの本に書かれている、というので読んだ本
だったのです。
そちらの情報もさることながら、非常に今の自分にとって刺激のある、
様々なテーマへ興味が広がっていく本でした。
先日読んだたけしさんの日本史の本
(近代史復習へのきっかけに 「たけしの20世紀日本史」ビートたけし
新潮文庫)
とつながったという感じがしました。
やはり、私は大戦について、あまりにも知らない。
だからできることは知っていくことしかない。
大戦から昭和天皇について、水泳、相撲といったスポーツ、歌舞伎、
将棋、文化に至るまでの
30近くのテーマに対して編著の半藤一利さんと、そのテーマにそった
2名との鼎談形式で進んでいきます。
会話であるということが、テーマの内容に対して読みさすさを
与えていると思いますが、会話でこれだけ充実した内容である
ということは、皆様相当な知識・教養を持った、
かつそれぞれ専門分野をお持ちの方たち。
知らない単語、四字熟語、慣用句といったものを
調べて行くだけでも、数十分かかりました。
読みたくなった本も多々あるのですが、
まずは一冊に収まらずに分冊となった日本史が楽しいを
読みたいと思います。 -
2000年発行の文庫本。昭和史の証言ということで対談集としている。それだけに書物では得られない裏話も多い。昭和初期、大正、中には明治生まれの方が登場、なかには亡くなられてる方も多く、貴重な記録となった。14.2.2
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12/09/19 断然、戦前・戦中と20年代前期が面白い。