猫と海鞘 (文春文庫 む 4-8)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167485085

感想・レビュー・書評

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  • 本当に暇つぶしだった
    著者とはあまりいい酒が飲めなさそう

  • さっと読めるエッセイ。猫の話はほとんどない。

  • ぷっ、と笑えるような話の詰め合わせ。

  • 独身エッセイストとしては、阿川佐和子に逃げられてしまって残りチームの群ようこ。そうそう。短編はこれくらいでなくちゃ。

    基本は愚痴のエッセイだし、バブル時代?の旅行記のようなものも有り。突然関係ない話が展開されたと思ったら、ちゃんと元に戻ってくるあたりはうまい。

    また、こういうエッセイの場合、どれだけ自分や家族、友達を切り売りするかが面白さの基準となってくるのだけど、さらっと変わった友達をネタにしてしまうその軽さも良い。実際にやると、敵ばっかり作るハメになるのだろうけれども。

    内容的に、タイトルの猫は解るが、海鼠(ナマコ)ではなく海鞘(ホヤ)?と思ったら、あとがきで「適当につけた」とのこと。

    そういう、いい意味でも適当な感じのエッセイです。

  • 2013 3/1

  • 表紙裏
    犬だって夢を見る、猫だって冷蔵庫に入りたい、ベルトだって空を飛ぶ・・・どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか。髪を切っては少年アシベと呼ばれ、ダンベルに励み、シュノーケリングに挑戦し、雀鬼への道をひた走る著者が、日常生活のくさぐさを軽妙な筆で綴った、おもしろさ抜群のエッセイ集。

    目次
    謎のヤギさん犬
    少年アシベと呼ばれても
    恋愛するのも楽じゃない
    トイレと若さの微妙な関係
    スケバンのスカート
    母にとりつく病
    虐待なのか愛なのか
    ブリのあら煮派宣言
    うぐいすもちができるまで
    夢の不思議
    決意のダンベル
    ベルトだって空を飛ぶ
    わが家のBS戦争
    ゴミ袋収集中
    母のアルバム
    気がつけばひとり
    おばさん百態
    非情のナンパ運ふたたび
    雀鬼への道程
    マッチョ嫌い
    ゆるい男
    水着繚乱
    百猫百様
    タイのクチボソ
    ビデオマニア

  • あいかわらず群さんは面白い。
    高校生の頃、男の子にもてたくて髪を伸ばしていて、本人は自信があったのに、友人から「ミッキー吉野」と呼ばれ、肩ぐらいまで切ると「武田鉄矢」、そして顎ぐらいにすると「菅原洋一」って言われたってとこを読んで、思わず声に出して笑ってしまったわ。

    最初の方でこんなのって・・・そりゃ掴みはオッケーでしょ!!!

  • この本のいくつかのエッセイしか読んでないけど、私の好きなタイプじゃない。この手のエッセイ書いて面白いの、さくらももこだけだと思う。

  • あまり興味のあるネタがなかったなぁ・・・。

  • 犬だって夢を見る、猫だって冷蔵庫に入りたい、ベルトだって空を飛ぶ…どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか。髪を切っては少年アシベと呼ばれ、ダンベルに励み、シュノーケリングに挑戦し、雀鬼への道をひた走る著者が、日常生活のくさぐさを軽妙な筆で綴った、おもしろさ抜群のエッセイ集。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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