- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167502119
感想・レビュー・書評
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1985〜86年発表の短編をまとめた作品集。
外食して食事を残す主人公に感情移入できない自分は貧乏性なのか?村上春樹作品に割と多い気がするお残しキャラ‥‥詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて村上春樹作品に挑戦。
初心者向けとのことでこちらを読んだ。
???となる結末のものばかりだったけど、
なんか不思議な感じになって夢中で読んだ。
読後のなんとも言えないような不思議な感じが良い。
【象の消滅】が1番好き。
【ファミリー·アフェア】も面白かった。
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パン屋を襲う
象が消滅する
そんな兄妹いないよの話
ワタナベ ノボル 再登場
日記のメモ
ワタナベ ノボル 再々登場。
いろいろ不思議だけど読後感は良かった。 -
後の作品に繋がるアイデアが多い短編集
渡辺昇、笠原メイが登場して勝手にワーと盛り上がった
"ぼく"のひねくれ具合、達観具合が好き -
パン屋らしいパン屋が開いてなくて「妥協も必要〜」という台詞には特に笑ってしまった。
他、うちの冷凍庫は小さい上に冷凍食品で詰まってるのにアイスクリームを持ってくるとは、ステーキは昨日食べたしコロッケがいい、等、日常あるあるなネタがちりばめられており、時折笑ってしまう。
「妥協というものもある場合には必要なのよ」p28 -
初めての村上春樹作品をオーディブルにて。文章に引き込まれるもののわたしにはまだ早すぎたのかもしれない……。つまらないとか退屈だとかは思わなかったけれど、魅力がよく分からない。悔しい。また挑戦しようと思う。
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自分にとって初めての村上春樹作品でした。
やたら小難しい文章を捏ねくり回す(ど偏見)勝手なイメージを持っていて敬遠していたのですが、最近新作を出して再び話題になったので、今度こそ読んでみようと、唯一家にあったこの本を手に取りました。
確かに読んでいて難しい部分もあったのですが、氏の卓越された文章力からか、比較的スラスラと読み進めることが出来ましたし、面白かったです。
今まで敬遠していましたが、これから他の作品もチャレンジしてみようかと思います!
個人的に面白かった作品は「象の消滅」 「ファミリー・アフェア」 「ねじまき鳥と火曜日の女たち」 -
村上さんは短編を書くときはタイトルを先に思いついて、いろいろとストックをためておき、それからそのタイトルから想起した物語を書いてゆくとどこかで読んだ覚えがある。そういう見方でこの短編集を読むと、短編集として初期の作品にも関わらず、どうやってこんな物語を考え付いたんだと言いたくなるような素晴らしい小説ばかりだった。まずタイトルからして考え付かないような秀逸なものばかりだ。パン屋再襲撃とか象の消滅などセンスの塊だ。そしてやはりタイトルだけじゃない。話も面白い。調べたら本当にパン屋襲撃という短編を以前に書いていたようだった。だからパン屋再襲撃はほんとに再襲撃だった。
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双子と沈んだ大陸、ねじまき鳥と火曜日の女たちが一緒に収録されているのが嬉しかった。
私が常々思っていることだが、村上春樹の小説は料理が美味しそうだ。
今回も、のっけからハンバーガーが大量に出てきて…夜に読んだために、私の空腹感が刺激されてしまい、寝付くのが大変だった。
他の短編集のように、どれもさっくりと読めるので、ほかの本を読んでいる間に読むのもおすすめ。
私はファミリー・アフェアがとても面白かった。
ただ…側から見ている分にはいいかも知れないが、あんなに冗談ばかり言いまくる家族がいたら、ちょっと……ふふふ。
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村上春樹の作品は短編が好きだ。短編小説に魅力を感じない作家も好きじゃない。おそらく、雑誌『the New Yorker』の読者にはとてもウケるだろうと思う。