グルーム (文春文庫 ウ 14-1)

著者 : ジャン・ヴォートラン 高野優

• 文藝春秋 (2002年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[戸松夜宵さんの感想 · 2010年12月10日]

独創的でクレイジーな登場人物が癖になる。フレンチ・ノワールの傑作。

[米倉白米さんの感想 · 2006年6月26日]

ファックでクレイジーでエクスタシーな作品。

主人公のひきこもり少年のハイムを通しての
現実に抱えている心の問題や
社会問題をブラックユーモアに書かれてる。
つまり現実の世界は、かなりイカれてるのを
ユーモアに文章で表現しているということらしい…

これはミステリーというよりもコメディですよ
哀しい話だけど笑える話でもある。

ラストシーンは美しくまた儚く秀逸である。

人によっては好き嫌いが分かれるだろうから星4つ

[蜥蜴さんの感想 · 2004年11月27日]

ジャンの小説は荒木飛呂彦に漫画化して欲しい。