陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-15)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 109
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528157

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代の空気をゆったり感じさせられる短編集。
    やはり晴明と博雅の会話はいいなあ。
    この本の中では棗坊主の話が不思議ではかなくて好きです。

  • 久しぶりに読んだ陰陽師シリーズ。いつもながら四季折々の描写にうっとり。今回は源博雅の笛の音は出てこなかったけれど、また描いて欲しいなぁ。

  • 再読。7巻目。

    特筆すべきことはない陰陽師シリーズといった感じ。
    この巻で嬉しいのはあとがきで夢枕先生がついに
    「どうやら、一生書いちゃうことになりそうです。よろしく、おつきあい下さい。」
    って言ってること。
    こちらこそ、一生ついていきますので、よろしくお願いします。といった感じ。

  • 2010/8

  • シリーズ第7巻くらい?
    ひとつ前を飛ばしている感が拭えないのですが。

    良い意味でマンネリ。ちらと知っている古典的知識を思い出させられたりして、うれしい話なんかも。
    終わり方が見えないのは作者自身が終わらせるつもりがないからか。

    これからもずっと続いてほしいシリーズの一つ。

  • 会社の先輩から借りっぱなしになっている陰陽師
    すぐに感想書かないと、短編物は話が分からなくなるね…

    棗坊主だったかしら?
    仙人たちの打つ碁に夢中になっていたら、いつの間にか何十年も経過していて…
    という感じのお話ですが、なんだか結末はちょっと物哀しい気もいたしました

    作品全体としては、例の如くで晴明が博雅を振りまわしておりますw

  •  久しぶりに読んだ陰陽師。やはりいい。
     読み進むのがもったいなくて、少しずつよんでしまう。

     晴明と博雅のいつもの二人が、京で起こる様々なあやかしの出来事を解決していく・・・と紹介されるのだが、もはや何もアクシデントが起きなくても構わない。二人が庭を眺めながら杯を傾けているシーンだけで十分な気さえしてくる。
     お勧めです。

  • どの話も面白かったですが、特に二百六十二匹の黄金虫が良かったです。いつも読誦している主人の留守の寂しさから、経本から抜け出してしまうとは、それが金色に輝く黄金虫とは、ちょっと感動的でした。般若経は262文字なんですね。勉強になります。

  • 2010.4.8再読

  • 面白いです。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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