新・忠臣蔵 第6巻 (文春文庫 ふ 11-7)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167536084

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  • 荷田春満、山田宗徧など、赤穂浪士たちの正体を知りつつもひそかに彼らの便宜を図ってくれる協力者たちが現われ、吉良邸の間取りや上野介が在宅する茶会の日程などが明らかとなり、いよいよ十二月十四日に討ち入りと定まります。

    小説としての盛り上がりにはやや欠ける印象ですが、時代考証などにも目配りしながら物語を進めていくスタイルの本作としては、やむをえないところかと思います。

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著者プロフィール

舟橋聖一(1904.12.25~1976.1.13)小説家、劇作家。1928年、東大国文科卒。大学在学中の26年、戯曲「白い腕」で注目され文壇に登場。32年から33年「都新聞」に連載した「白い蛇赤い蛇」で劇作家から小説家への転身をはたす。戦後は風俗小説の代表作家と目されるが、官能表現を耽美主義へと高めた純文学の佳作も多い。主な著書に『悉皆屋康吉』『雪夫人絵図』『芸者小夏』『ある女の遠景』『好きな女の胸飾り』等。

「2013年 『芸者小夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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