機関車先生 (文春文庫)

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著者 : 伊集院静
  • 文藝春秋 (2008年5月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167546137

機関車先生 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 穏やかだけど、所々に凄みがあるのは流石かと。

  • 障がいでしゃべれない先生が離島にやってきた。
    障がいはあれど、心が広く、剣道をはじめ、強い。
    →生徒にとっても好かれる。
    慰留を依頼されるが、結局、本来の北海道の学校へと戻っていく先生と生徒の心の交流のお話。
    ほっこり。

  • 【本の内容】
    新しい先生は、口をきかんのじゃ…。

    舞台は戦争の傷跡の残る昭和三十年代、瀬戸内の葉名島。

    この小さな島の、生徒わずか七人の小学校に、北海道から代用教員がやってきた。

    口がきけない「機関車先生」。

    けれどもそれはかけがえのない出会いだった…。

    青年教師と島の人々との暖かな絆を描く、第七回柴田錬三郎賞受賞作。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    戦後十年程たった瀬戸内海の美しい島、葉名島。

    そこに口の利けない優しい先生がやってくる。

    子供達とのこころの交流、それを見守る住民のあたたかさ。

    貧しいながらもしっかりと丁寧に生きる人びと。

    はっきり言ってベタな展開だ。

    予想通りの穏やかな世界。

    それがこんなにも胸を打つなんて。

    わしも年をとったものだわい。

    この本のなかで作者は言う。

    真に強い人は決して人には手をあげないと。

    人間は弱い存在だからこそ、人を信じること、祈ることだけが人を強くするのだと。

    確かにそれは理想だ。

    ユートピアだ。

    けれどいま、私は子供達に胸をはってそう言いきれる自信はない。

    そんなピュアな気持ちだけではこの過酷な世界を生きていけない。

    しかしそれを知ってしまった今だからこそ、こういう小説を素直に読めるようになったのかもしれないなと、フト思う。

    フィクションとして。

    憧れをこめて。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 図書館で。伊集院さん版二十四の瞳みたいな話だなあとぼんやり思いました。どんなに美しい場所でものどかな場所でもそこに住む人間関係までもがすべて美しいとは限らない。金持ちには金持ちの、貧しい人には貧しいなりの欲望と悪巧みと複雑な人間関係があるもんだよなあと思ったり。
    メインは子供たちと新任先生のお話なのでしょうが先生が良い人!というのは非常によく伝わってきたのですが…それぐらいだったのがちょっと残念。続きがあれば面白そうですが多分なさそうですね。

  • 登録番号10538 分類番号913.6 イ

  • 大胆な場面展開に、あれ?と思うこともしばしば。でもそれが、かえってあっという間に過ぎ去った季節を表現している。そして重くなりがちなテーマを読みやすくしています。ちょっぴり切ないお話。「出会いは別れ」(涙)★★★★

  • 瀬戸内海の島にやってきた口のきけない先生とこどもたち、村人たちとの交流。理解しようという心があれば、なんでもハンデにはならない。ちょっと民話的雰囲気もする1冊。

  • 何度も読みたくなる一冊。

  • 傑作。

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