百人一酒 (文春文庫 た 31-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167548063

感想・レビュー・書評

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  • 見開き1ページで1つの話
    と思いきやわりかし続いてる
    特段山場はなくヌルヌル行く感じ
    酒の話なのでショットでちゃんぽんしてる感じで読んでるだけで酔う

    割と序盤で読まなくなったから私には読めないと判断して読むのを辞めてしまった。
    酒の話だけで1冊作るというのは面白いと思う。けど好みの文体ではなかったようで残念。

  • 人がつないだ酒との出会い。

  • お酒と読書のかろやかさ。

  • 酒好きに楽しい本。
    お酒飲めなくても、お酒にまつわる話が面白くて楽しめる。

  • お酒の楽しさがわかります。

  • 『本書を読んで、なんだかお酒が飲みたくなってくだされば、本望です』
    本の帯に書かれたこの一文だけで衝動買い
    中身も確認しませんでした

    短歌集かと思ったらコラムで、これがまた読んだら飲みたくなるが素晴らしく恐ろしい

    酒飲み遺伝子万歳

  • 【488】

    俵万智のエッセイを読んで、感動して衝動買いした。
    酒のはなし。美味しいお酒とおつまみが欲しくなる。
    別のエッセイも読んでみたい。

  • 俵万智さんの本を読むのは初めてのような気がする。サラダ記念日でさえ読んではいないし。
    この本を読まずに一生を終えていたら後悔していた(って、死後に後悔することは不可能だろうけど)ところだ。ああ、いい酒が飲みたい。

    大伴旅人もよいなぁ。
     験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし
    一緒に飲んだら楽しいだろうなぁ。

  • 歌人による酒にまつわるエッセイ。

    タイトルにひかれて買ったのだけど
    おそろしく頭に入ってこない。
    長い間積読だったのをようやく最近読み終えた。

    おそらく酒の好みが合わないとか、
    垂直テイスティングで6種類のマルゴーを混ぜちゃうとか、
    その他いろいろこまかいところで
    著者に共感できないことが多いからだろう。


    その中でもこれは!と思った雑学をメモ

    ・象鼻杯ー万博公園、草津市立水生植物公園、三室戸寺

    ・須見洋行先生ー大酒飲みが禁酒すると、2週間後に
     脳血栓になることが多い。

    ・大阪市西区立売堀の島田商店での試飲(←行ってみたい)

    ・ニコラ・ジョリー氏は星の動きを読んでワイン作りをする
     「クーレ・ドゥ・セラン」(←飲みたい)

    ・越乃寒梅の石本酒造の醸造所にて、社長の石本さん
     「いい日本酒は燗でもロックでも水割りでも崩れない」

  • 酒という、オトコのモノ。無頼な作家や放蕩芸人。
    まちちゃんを 先生と言う 子らがいて・・・の、俵万智。
    これが不思議に良い。酩酊していない、明るいうちに飲んでて妙に酔いきれない様なサッパリ感。
    百人一酒と言いながら、108話。煩悩。

  • 飲めないくせに、酒が飲みたくなる。

    今夜は、ワインでも買って来ようか。

  • お酒が好きな人は絶対好きだと思う。
    と言う私も大好きな本♪

    読んでいるだけで幸せになります。
    *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • 荷物を増やしたくない旅のお供にはいつもコレ。
    お酒とおつまみの準備は必須!

  • 律儀にもハタチになってからどきどき買った本。
    お酒は苦手だけれど読んでてたのしい。ここまでたのしんで飲んでおられたらお酒は趣味といえるのじゃないかな。

  • 酒の薀蓄が面白い

  • 歌人、俵万智のゆるゆるとしたお酒エッセイ。
    この人は本当にお酒が好きなんだなと感じさせる文章。次々と紹介されるお酒が美味しそう。
    蓮の葉を使ったお酒の楽しみ方、象鼻杯は試してみたい。

  • お酒好きにはたまらない小話たち。
    百人一酒というタイトルの通り、一話一話が珠玉の酒の話で綴られる。
    お酒のレパートリーが少ないのは、残念だが、その分非常に個人的な思いが語られる。
    お酒という趣味が個人的なものであるのだから、それを語ろうとするのはナルシズム。そのナルシズムに対して共感したり反駁したりする読者も実はナルシストな酒飲みであるということを自覚すると面白い。

  • お酒の場にそれぞれの出逢いを見いだせる彼女の感性に感銘を受けた。
    ただ、自分自身のお酒のレパートリーがなさ過ぎて、共感は出来ず…。あと5年経ったら読み直してみたいな。それまでに、いいお酒といいお酒の場を経験しなければ。

  • 歌人として有名な著者が書いた酒にまつわるエッセイ集。
    軽い語り口で、また酒が好きな人が書いているんだなと感じられてとても酒好きには読みやすい一冊。女性が書く酒に関してのエッセイは少ないので、あまり知ることの出来ない女心も垣間見える。

  • 気軽に読める酒にまつわるエッセイ。一つの話が2,3ページくらいなのでちょっとした空き時間に読むのに丁度いい。色々な酒が出てくるが、中でもワインの話題が多め。ワインに対して無知な私はよく分からない話も多く、少し残念だった。読んでいると確実に飲みたくなるので、グラス片手にページを繰るのが正しいのだろう。少なくとも通勤電車で読む本ではなかった。とても辛かった……。

  • お酒好きにはたまらない、お酒にまつわるエッセイ集。どんなに二日酔いの日でも、この本を読めばの見に行くかという気持ちになるはず。。それに、お酒がより美味しくなりますよ。

  • 未読

  • 1つ2ページのお酒に関するエッセイ。出てくるお酒がおいしそうで、飲みたくなる。ついでに料理も。

  • まず驚いたのが、俵万智さんがこんなにもお酒が強いということ。人生において二日酔いになったことがないというからうらやましい....。
    そして酒飲みの私は、なんと今まで無駄にお酒を飲んでしまったのだろうと実感。万智さんほどレパートリーは広くないし、高いお酒も飲んでいないけれど、飲んだお酒は数しれず。そして飲んだ数だけ出会いがある。これからは私の百人一酒を作るつもりで飲もうと誓いました。酒を讃むる万葉集の歌「賢しみと物言ふよりは酒飲みて酔いな泣きするし優りたるらし」が素敵。酒飲みばんざーい!

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著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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