人質カノン (文春文庫 み 17-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5668
感想 : 431
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167549046

感想・レビュー・書評

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  • 宮部作品の短篇集は,ゆっくり読むのがよいですね。

  • 短編集なので、サクっと読みすすめられる。

    宮部さんの小説は何冊か読ませて頂いているけれど
    大長編!な作品が多いイメージでしたが
    短編も宮部さんの雰囲気たっぷり。

    日常の些細なことから物語がスタートして
    あれよあれよという間に、お話が転がってゆく。

    筆致も内容も安定の宮部節で安心して読めたのだけれど
    自分的にはこれは!!とグッとくるものはなかったので
    ★2つ。

    お茶とお菓子でもつまみながら(或はビールとスナックでも可)
    サクっと読める宮部さん小説をお探しなら、オススメ。

  • 短編集なのに長編のような読み応え感あり。

  • 全体的に古くミステリー感があまりなかった

  • 「八月の雪」がよかったかな。
    人の心の中の暗い闇のようなものを感じた。それが「はじけたり」「やわらかくなったり」…停滞していたものが動き出すような印象を受けた。
    こういうのもミステリーってのか…それもまた、不思議な感じがする(のは私だけか。)

  •  短編集。ものすごく大きな事件があるわけでもないのに、なぜか読まされる。

     やっぱ、うまいんだろうな。

  • 再読。短編集。いじめにあっている少年が登場する作品が3編。それぞれ異なったアプローチでいじめに立ち向かっていく。短編なので深みには物足りないが、「頑張れ」っていうエールを受け止められた。「十年計画」が好みです。少しずつ時間を積み上げて進んでいくと、幸せな結末が待っている・・・ってやっぱりいいよね。このあと「蒲生邸事件」を読むんだけど「八月の雪」は二・二六事件つながりです。

  • 久しぶり、宮部さーん。
    短編集だったけど、どれもハズレがなく、楽しめた~。
    さっすが、宮部さん。まとまってます。

    ふ、とすると、日常によくありそうなミステリー。
    大がかりなっものじゃないけど、短いのに何か心に響くものがあるの。

    私が好きなのは「八月の雪」
    最後、主人公の男の子が感じた言葉にじーんときた。
    この短編を読んだだけでも、十分に価値のある一冊だったと思う。

  • 忘れてしまいました

  • 読了。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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