人質カノン (文春文庫 み 17-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167549046

感想・レビュー・書評

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  • 「これで終わり?」という話が多かった。
    中途半端なところで終わるので、モヤモヤが残る。

  • ん、んん、、?
    ミステリー短編集でサクッと読めるけどいまいちグッと引き込まれるものはない
    サラサラーって読んで、終わりかみたいな感じ
    重厚なミステリーが欲しくなる

  • いつもより
    地味な感じはするが

    結構テーマは一つ一つ重く
    文末まで読み終えて
    「そっかぁ」
    とうなずく短編集

    私は
    夜の学校のおばけ
    のお話しが好きだった

  • いじめの短編がいくつか。当時も今も変わらないことに、人間の変わらない世界なんだとつくづく思う。
    八月の雪が、少し大げさな展開だけど、心に残った。

  • 日常よくありそうな場面から始まり、話が急展開し、そして、ほのぼのとした結末。つい読みふけってしまう短編がいくつも入った楽しい作品集である。

  • 短編で軽く読めるけどそれでいて軽過ぎず満足感を得られた一冊!
    疲れている時に。

  • 短編集 7話。
    1995年前後に オール讀物に書かれて物がほとんどである。

    「八月の雪」「過ぎたこと」「生者の特権」は、イジメ問題を描いている。
    今は、子供だけでなく、教師、そして、パワハラというような言葉で、勤務者にも、いじめが氾濫している。

    「過ぎたこと」は、イジメの境遇から、立ち直って行った少年の事が描かれていて、安心感がある。

    「漏れる心」は、水浸しになったマンションの上の階に住む(?)学生が、母親の作った偶像であることに、、、
    心の弱さが、描き出されているようにも思われた作品が、多かった。

  • 8月の雪が一番好きかな。

  • 19.11.1 読了

  • 面白くて一気読みした。

    ◆人質カノン
    切ない、、救いがないんじゃないかっておもってしまった。。
    OLと眼鏡くんの絡みは好きだけど。

    ◆十年計画
    ちょっとほっこり^^前向きに、一生懸命がんばろうってことだな

    ◆過去のない手帳
    そうだよな。。行動力がすごい。変わる・変わらないよりも、変えようとするかしないかが大事。

    ◆八月の雪
    序盤悲しすぎて読むのつらかったけど、勉強する意味に気づかされる。
    最後まで読んでよかった。

    ◆過ぎたこと
    よかったよかった。。いじめ系おおいな。。

    ◆生者の特権
    いじめ系…でも、支えになる人って大事だよな。。
    長年付き合った人じゃなくて、パットで逢った人でも。出会いだいじ。

    ◆溺れる心
    人にはいろいろ事情があるから、なにもしらずにひがんだりねたんだりするの、よくないな。って学んだ。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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