人質カノン (文春文庫 み 17-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5665
感想 : 431
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167549046

感想・レビュー・書評

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  • 『八月の雪』が前向きで好きです。他の短編の多くも、そこかしこに前を向くことの大切さを説いてますがこれが一番印象に残ります。本のタイトルはこちらの方が良かったかも知れません。

  • 一話目のやるせなさが尾を引く。

  • 最近は宮部氏の短編を読むことが多いんですけれども、これもまた面白かったですねぇ…! 宮部氏の長編はそれこそ何巻にも渡って続くものが多いので手を出しにくいんですけれども、その点、短編集は気軽に読めていいですね♪ 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    単なるミステリ作品というよりかはどこか人情を感じさせる作品であることも個人的に好みであり、また宮部氏の作品を読み続けようと思う動機となり得ます…! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、そんなアレでどれもこれもが珠玉の短編…!といった趣のある作品ばかりでして、たとえば通勤電車内でチョロっと読むのにはうってつけの短編集と言えましょう…!

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • It's short story.
    You can read them without your energy because of daily life stories.
    I like "八月の雪"
    How about you?

  • 7つの短編からなる作品。いずれも日常生活に結びついた話題で自分の身近なこととして読み進められた。その日常の出来事からから社会への警鐘が含まれているように思えた。

  • 短編集。ミステリーに加えて、様々な悩みを抱えていたり、境遇も決して明るいとは言えないものを持つ人物が物語を繰り広げる。ミステリーの部分より、登場人物の陽と影の部分が物語に強く作用するのが大きかった印象。悲しい出来事があっても、深い底へ落ちることがあっても、そこへ一筋の光が差し込み、上を見上げて明るい方向へと進もうとする人物の前向きな気持ちや、一歩一歩前進しようかと感じられる。現代社会にも通じる光と影や悩みに対して、それを乗り越えようとする力が感じる、きっと明るい未来が見えると感じる。

  • 宮部さんの短編は面白い。
    この作品もそれぞれに味があって引き込まれるものばかり。
    特に「生者の特権」が好きだった。

    2018.5.13

  • 宮部さんの短篇集好きです。
    今作では「八月の雪」がお気に入り。自ら判断できなかったことで、理不尽に人生を狂わされた人間は、どう生きていけばいいのか。けっこう身につまされたなぁ。

  • 前向きな感じの話が好きだった。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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