新選組伍長島田魁伝 いつの日か還る (文春文庫 な 29-8)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167567088

感想・レビュー・書評

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  • 近藤さんが凄く嫌な感じです。  
    長編なんですが、なんか物足りないかな
    と思いました。 

  • 珍しい島田魁が主役の小説だった。とても長くて堅い文章だったけど以外に読みやすかった。近藤さんとは仲良くなく、永倉さんとは親友。ちょっと斉藤も出ていた感じかな?土方さんとの絡みがもうちょっと欲しかった。いろいろな史実エピソードが好きなので

  • あ〜期待はずれでした。

    島田魁を主人公とした話。
    監察として活躍、函館まで行ったこと、晩年は西本願寺の夜間警備員、土方歳三の戒名を書いた布を常に懐に携えていた、などから忠誠心の厚い、一徹な人の物語を想像してたんですが・・・
    「いつの日か還る」というタイトルも期待していた意味と違っていた。

    主義主張の少ない人を主人公にするというのは難しいものですね。

  • 新撰組の島田魁を主人公とした長編小説。まだ読んでない。。。

  • 島田に泣く。
    かなり好きな新撰組小説のひとつ。

  • 純朴で誠実な魁さんの人柄に惹かれます。おさとさんとの夫婦愛や永倉さんとの友情も見どころです。島田さんというと土方さんに最期まで付き従ったイメージが強いですが箱館での話はあまりありません。
    この作品の近藤さんは俗物っぽいです。

  • 真面目にこつこつお仕事している島田さんにとっても好感が持てます。

  • 新選組きっての大男、それでいて大の甘党で優しくて憎めない奴・島田魁。
    華々しいイメージが先行する新選組だが、一隊士の視線から新選組を見ることで、見えてくる新選組の実像がある。
    とにかく、他ではあまり描かれることのない箱館時代の新選組を楽しめる作品。

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著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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