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みんなの感想・レビュー・書評
食べる事=色っぽい事っていうのは理解出来る。
この本は男性視点から(著者も男性だから当然か)、食と性がぶつかるシーンが書かれている。共感するということは私には無かったけれど、情景描写は良くて、目に浮かぶようでした。
友人に薦められて読んでみたけど、私には合わなかった。男女の物語が短編で十数本、後半は退屈になってしまった。
ドラマや映画、演出を手がけていただけあって、生々しくすぐ眼の前に光景が浮かぶ文章により、あっという間に読めました。食と色。その入口となる「口」。みだらでもあるけど、日本が失った大切ななにかが、ここにはある。
美しい日本語で描かれた、少しバランスの悪い男女の短編集。これエッセイなのかな。だとしたら、普通のひとが見逃す女の狂気の欠片をこんなに引き出すのはすごいと思う。
文字だけで匂いがたちこめてきそうな、艶っぽい物語。解説が秀逸だった。
私には向かなかった。エロティックなシーンが生々しすぎる。若くない男女のその時の匂いまで漂ってきそうだった。
色っぽい、艶っぽい。
どんな言葉で形容できるだろうかと考えた。私ならば『「欲」の記憶の言葉綴り』と言うだろう。我欲、食欲、肉欲とも言えるかもしれない。
女性の躰に触れるとき不思議と考えてしまう由無し事。そんな心境を女性は心ここにあらずと責めるのかもしれない。自己弁護をすると、「そんな状況も含めてどうしようもなく愛しているのですよ」と答えます。
どんどん読める素敵な一冊。いい本を読めました。
各話各話が女の話。それも少し奇妙な。桃狂いの女、色弱の女、粒あんの女...俄然「寺内貫太郎一家」と向田邦子著作に邁進したくなった金曜の夜でした。久世さんと春樹文学の主人公がダブるのは気のせいだろうか。
文章にしたたるような色気があり、ぎりぎりにきわどいのになぜか品のある、久世光彦ワールド。
ジャム、とろろ芋、無花果・・
たべものの淫靡な誘惑が、男女のほのかなつながりのなかに上手にとりこまれて、はんなり上品に香り立つ。内容を読まずとも、織りなされる文章の美しさに酔うだけでも十分に、手に取るに値する名作。
小説なのかエッセイなのか、
その境目が曖昧だからこそ、
余計に想像力を膨らませ艶かしい気分になる。
食べ物に絡ませた女の思い出を、
素敵にエロチックに描いている。
「いんしょくだんじょ」ではなく、
「おんじきなんにょ」と読ませるあたりは、
色気ある男の仕業だと感心してしまう。
ファンタジーなのかエッセイなのか。艶かしいというかたんなるちゃらんぽらんな話なのか。解説の「年下の男の目線」というのに納得。若い男がこなれた女性に憧憬の目を向けるよう。たしかにものを食べるのはエロティック。






