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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
変な言い回しで言いますと、久しぶりに罪悪感なく読むことが出来たミステリでした。
高野文子さんが、覆面作家の表示絵を描かれていましたね、ついつい、運転手のベッキーさんは、そんなイメージで読みました。
巻末解説で、二重に楽しむヒントが書かれています。
目福、目福(^-^)
通称「ベッキーさんシリーズ」の第一作目。
物語の舞台は昭和初期、古き良き日本の文化を色濃く残す時代。
漂うノスタルジックな空気が心地良い!綺麗で上品な雰囲気にいつまでも浸っていたくなる……
登場人物もとっても魅力的。皆生き生きとしていて、たしかな存在感がある。
読んでいるうちに自分もその時代に入り込んでしまうかのような感覚がたまらない作品。
別宮さんシリーズはここからだったのか。あまり気にしたことなかったけど確かにシリーズで進めていくなら最初の設定は必要だよなあ。
お嬢さまの優雅な推理。
読みやすいっちゃ読みやすい。読みにくいっちゃ読みにくい。
あんまり昔のやつは向かないのかも…。
直木賞を受賞した『鷺と雪』を含む《ベッキーさん》シリーズの第1作。 昭和初期の帝都を舞台に、令嬢と女性運転手が不思議に挑む。 知的で温かくて豊かな作品。 主人公である令嬢の、凛としていて上品な、でも好奇心と冒険心を持つキャラクターと、昭和初期の富俗層の持つ清潔感漂う雰囲気がたまらない。読んでいると、心が昭和初期の帝都へスーっとタイムスリップしてしまう。 一方で、徐々に軍靴の足音が近づい... 続きを読む »
北村薫さんの小説は初めて読んだけどこんなにきっちりした文章を書かれるんだぁと思った。最近の小説は言葉が口語に近くて読みやすく書かれている物が多いが、それとは違いじっくりと文章を追っていく昔の小説に似ている。
内容も面白い。推理小説のように犯人捜しや方法の解明ではなく、人物の内面を描いている。共感はできない人が多いが特別に憎む人も居ないんだなって思った。
昭和7年のそろそろ日本がきな臭くなってくるころを舞台にしたミステリー。
上流階級のお嬢様、英子とその運転主のベッキーさん。
お嬢様の日常を描きつつも、そこに起こる不可解な謎を解き明かす。
読み終わってすぐに続刊を注文したほど、好きな世界だった。
第1次戦争前の好景気日本。
それも爵位のある方たちの世界を垣間見る。
ベッキーさんは一体何者なんだろうか。気になる。
これぞお嬢様です。
資産家の令嬢 英子が、女性運転手の別宮(ベッキーさん)の手を借りて、周囲で起きる事件を推理する。
時代の雰囲気をやわらかに感じる。
ベッキーさんシリーズ第1弾。昭和初期の女学生の令嬢・英子さんが主役。オールマイティの女性運転手、ベッキーさんもさることながら、令嬢・英子さんの性格や振る舞いに好感が持てて、作風も心地よい。続きが気になる。
北村さんの直木賞を受賞された作品のシリーズ一作目。数日前に読了。 昭和七年、士族出身の上流家庭のお嬢さんが主人公。 少し変わった設定といえば、叔父さんが東京地裁の検事さん兼探偵小説家ということか。 虚栄の市 銀座八丁 街の灯 の三話からなる。 サッカレーの“ヴァニティ・フェア”=『虚栄の市』に登場する女主人公から、新しく運転手となった別宮(べっく)さんのあだ名はベッ... 続きを読む »
<ベッキーさんシリーズ>第1弾だそうだ。
知らなくて、私は3作目の『鷺と雪』から入っていた。直木賞受賞作だったので、たまたま眼に留まったのがきっかけだ。
先日読んだ『謎解きはディナーのあとで』を思い出した。
お嬢様と使用人(執事、運転手)という設定が似ているだけなのだが。
本書はシリアス、『謎解き……』はコミカル。
ベッキーさんは忠実、影山は毒舌。
お嬢様は、本書が正統派、『謎解き……』は刑事。
ミステリ度は同じくらい。
若い読者には、やっぱり『謎解き……』が好まれるか?
私は、昭和初期の東京を舞台にした本書にとても好感を持ったが。
自分が知らない、生まれる前の東京の街。麹町、銀座、神宮外苑、そして軽井沢。景色を想像しながらの読書は思いのほか楽しかった。
例のベッキーさんシリーズ、
ベッキーさんは当時は珍しかったであろうお抱えの女性運転手。興味深い昭和の初めが背景である。
ミステリーではあるが、軽快な感じで読める楽しさがある。
色鮮やかである。表現が心地よい。ミステリーとしての評価はわからないが…別宮さんや桐原兄妹の人物像は実に興味深く、上流階級の人々を立たせることにより昭和の闇をも際立たせる。
文章が美しい。当時の家族や銀座の雰囲気もすばらしい。退廃的なのに明るいキャラクターもそれぞれ魅力的。最後の話の道子さんの言葉が胸に残りました。
昭和七年、学習院女子に通う財閥の娘花村英子とその運転手、ベッキーさんこと別宮みつ子。 物事を曇りなき目で見る英子と、それを見守る聡明なベッキーさん。このコンビによる日常の謎ミステリーです。ミステリーは短編が三つ、どれも日常の謎らしく、編の中で完成された美しさがあり読んでいて非常に心地よいです。 また、開国から変わりつつある文化を随所に残しながら、トーキー映画にエスカレーター、当世風のものがど... 続きを読む »

ベッキーさんシリーズ第1弾。
虚栄の市は、奇怪。自らを埋葬する男の事件。
銀座八丁は、日常的謎謎を解いていく話。
街の灯は、映写会の途中で死者が床に転がる事件を描く。
ミステリー要素があるのに...





