コットンが好き (文春文庫 た 37-7)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167587079

感想・レビュー・書評

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  • 切れ味のいい文章。
    少々、荒っぽいものいいをしても、品の良さが感じられる。

    ものの見方、選び方、
    人との関わり方などなど
    一流を知っている人ならではだなぁと
    感心。
    やはり憧れの人だ。

    選ばれた物たちの写真も嬉しい。

  • こんなふうに丁寧に、身の回りのものを愛でていたいと思った。いつか自分が消えて無になる時には、きっぱりとお別れをして新しい大事にしてくれる人の元へ受け継がれて欲しいな〜

  • 好きな物
    好きな理由
    とらわれず、
    彼女の価値観
    初めての高峰秀子書
    読みやすく、爽快で、好きになった!

    思い入れのあるものに囲まれて
    自分の好きな物に囲まれて
    私も生活がしたい

  • 引き出物に爪切り、いいかも。
    ずっとのもの選び大切だな〜

  • 軽妙洒脱な文章が好みだった。自分が生まれる前の時代を垣間見れるのも面白い。

  • 表紙やパラパラと捲った時の印象とは違い、とても読みやすい。
    物1つ1つにエピソードや気に入るポイントが書いてあって、素敵だと思った。わたしもこんな風に時間をかけてお気に入りだけを傍に置いて生活したいと思う。

  • 有名な女優さんだったらしい。そのことを知らずに読み始めたが、豪快でさっぱりとした文章がとても読みやすくあっという間に読んでしまった。自身のお気に入りの品がエピソードとともにまとめられている。全てではないが写真があるものもあり。

  • 高峰秀子が自分の愛用の、趣味の良い品々を軽妙に自慢する少し嫌味な文章も多い。だが、ところどころに、5歳から人気映画俳優という人生を歩んでこざるを得なかった人間の葛藤が垣間見えて興味深い一冊である。

  • 2018.10月。
    昭和の女優さんってなんでこうさっぱりと気高くてかっこいいんだろう。

  • 高峰秀子という女優がこんなに趣味のよいエッセイを書いているとは全く知らなかった。
    結婚・出産した途端、雑誌等にエッセイとは程遠い作文を垂れ流す連載する女優やタレントが多いご時世だが、書いて稿料いただこうとするなら見習ってほしいものである。

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著者プロフィール

高峰 秀子(たかみね・ひでこ):女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下、新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2010年12月28日死去。享年86歳。

「2024年 『高峰秀子 夫婦の流儀 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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