われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫 つ 11-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167588014

感想・レビュー・書評

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  • ちょい笑い、ニヤリとしたいときに

  • 1994年の作品。
    哲学者ならではの、屁理屈や詭弁を縦横無尽に駆使して、面白おかしく綴ったユーモアエッセー。ラストの「何も考えないで楽しく生きる方法」では、哲学のなんたるかを結構真面目に語っている。全編、おたゃらけた雰囲気の中で、何となく哲学しているような気にさせるエッセーだった。

    柴門ふみの「ふみの恩返し――解説に代えて――」も良かった。

  • <a href=\"http://www5.ocn.ne.jp/~otearai/diary.html\" target=\"_blank\">プチ日記</a>の作者のお薦め。面白いトコとくどいトコと滑ってるトコあり。

  • 御茶の水女子大学で哲学を教える著者のユーモア・エッセイ集。

    哲学者というと、やくたいもない理屈をこねる変人というイメージがありますが、そのイメージを思いっきり増幅したような文章のエッセイです。まとめて読むとバカバカしくなってしまいますが、ちょっとした空き時間に少しずつ読むと楽しめます。

  • うんー。とある本で紹介されたこの本を読んでみたいと思った。面白いエッセーなのかなというのは他のレビューや書評からしても期待したわけなのだが、著者の言い回しやユーモアについて、オチが無いと感じて僕には楽しめなかった。

  • 2018/03/24
    深いんだが深くないんだが頭いいんだが頭悪いんだがよく分からなくなってくる面白い本
    皮肉が効いてるというか

  •  論理学を最近学んだばかりだったので、非常に楽しく読めた。論理学をこんなにふざけて活用できるなんて。目からウロコ。

  • 2017.0929

  • 悩みたい放題の人生というフレーズに思わず噴いてしまいました。
    悩みのない人なんていないのだなぁ、とちょっと気持ちが軽くなりました。

  • こんな本があったのかと思った。

    つまらない事を細かく、色んな視点から、ある時は逆説的に説明してあり、なかなか面白い。

    役に立ったと言えば視点が広がったという所。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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