- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167588045
感想・レビュー・書評
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著書のエッセーの馬鹿馬鹿しさ、癖になる。ただ、読んでいて時々吹いてしまうので、決して人前では読めない。
下手うまな挿し絵も味があっていい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文春文庫で刊行された著者のユーモア・エッセイ集は、本書で4冊目となりますが、本書以降、表紙をいしいひさいちのイラストが飾っています。『ののちゃん』のツチノコ教頭は登場人物のなかでは一番の常識人なのに、本書の内容はあいかわらずふざけた文章です。
そんな中にときおり差し挟まれる、子ども時代の幸福が失われたことを考察した「何を失ったのか」のような、滋味あふれる文章が光っています。
もちろん、学生や助手とのやり取りを題材にした、いつも通り屁理屈全開の文章も楽しんで読めます。 -
解説 / 中井 貴恵
装画 / いしいひさいち
タイトルレタリング / 小宮山 博史
カバーデザイン / 日下 潤一
本文イラスト / 土屋 賢二 -
うーん、バカバカしさ全開。
これが「週刊文春」に連載されてるんだから、すごいよなあ。
本当に得るところがない本だけど(笑)、面白さは保証付。
三浦しをんと並ぶわ。 -
読書録「ツチヤの軽はずみ」3
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
P92より引用
“せめて趣味ぐらい、だれからも指図されないようでありたい。
”
目次から抜粋引用
“熟慮は疲れる
くりかえしは効く
心休まる食事
こんな本を読んできた
北極グマを見ろ”
哲学者である著者による、雑誌週刊文春に連載されたエッセイ
をまとめた一冊。
年明けのあいさつから助手とのやり取りまで、自筆のイラスト
を添えて書かれています。
上記の引用は、著者の趣味のピアノについて書かれた話での一
文。私も全く同意見です、楽しい思いをしている時は、人の話し
声さえ邪魔に思えてしまうので、昔からあまり友だちが出来ない
のが難点でした。まあ一人でも楽しく時間を過ごせるので、寂し
くはありませんでしたが。本当ですよ。ええ。
連載エッセイの文庫化第一弾とのことですが、このときにはも
う語り口が完成されている感があります。
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ツチヤ先生の哲学の講義を受けてみたいと思ってしまう。電車の中で読んでいると、笑いをこらえるのがたいへん。この笑いのつぼがあわないという友人がいて、むしろ、彼を研究対象にしてみたいと思った。
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哲学の教授によるエッセイ集。
くすくすとした笑いがじわじわとくる。
くすじわ系。 -
ちょうくだらなくて笑える。
文章と絵の両方で笑わせてくるからどうしようもない。 -
このひねくれ具合が好きです。
「酷暑の中の授業」
「原稿ができるまで」
「若者の座り方」
「一貫しない動物」
が好きです。 -
内容は覚えていない。