お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)

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著者 : 高島俊男
  • 文藝春秋 (2006年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167598082

お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「片頬三年」というタイトルの記事で、「四民平等は四民こぞって百姓町人になったのではなく、その気がまえにおいて、みな武士になった。特に女がなった、とわたしは思う」と著者は述べているのですが、政治的な含意を読み取ることを読者に促すような文章だという印象を受けてしまいました。

    近代以降の日本で「武士道」が国民道徳にまで押し上げられたことへの批判が、主として左派の論客から提出されていますが、そういったコンテクストの中に著者の発言を引っ張り込むとどのような効果を持つだろうか、といったことも考えさせられました。

    あと、どうでもいいことながら一言。諸田玲子の時代小説に「連絡」という言葉が用いられていることを取り上げたエッセイもおもしろかったのですが、諸田も美人だったばかりに、怒りっぽい御隠居の目に止まって叱られる羽目になったのは不運なことでした。「楚々たる美人、とはこういう人のためにあることばではないかと思った」と著者は述べているのですが、たおやかでありつつ芯の強そうな女性が著者の好みなのでしょうか。何となく、腑に落ちるような気がしたのですが、上で記した政治向きの話に引っ張られてしまったのか、そう言えば櫻井よしこと同じタイプではないか、といった連想をしてしまいました。

    いつもながらこの「お言葉ですが…」シリーズは勉強になるのですが、どうも今回は雑念が入って余計なことばかり思い浮かんでしまいました。

  • マジレスすると、「めるとも」は「メール友達」の略だから、「めるゆう」ではないと思うよ。
    新聞固有の書き方というのは、字数制限があるからだと思うし。

    読者層が限定された内輪感は否めないかな。

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