恋愛事情 (文春文庫 ふ 14-8)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167606084

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  • 中年と呼ばれる年代の男性の恋愛を描いた短篇集。
    特に不満もない妻がいながら、若い女性と不倫していたり。
    昔の恋愛を思い出す機会があったり。
    女性目線とはまた一味違った面白さがあった。

    2016.7.6

  • 男性目線の恋愛小説。
    それ以上でも以下でもなく。

  • ほろ苦い、ビターな恋愛短編集。

    どれもこれも終わらせ方というか、
    「続きが気になる、でもこれ以上続くと安っぽいかも・・・」という絶妙なラインで
    閉じているのが個人的に良かった。

  • 初老にさしかかった男たちの恋心を描いた短編集。解説・藤田香織

  • 楽しく食事をする女性たち
    藤田宜永さんはずっと前に義足や義肢を作る技士の話を読んだことがあるようにおもいます。
    彼のこの短編は全体的に生臭く生活感にあふれています。テーマは社長とその周囲の女、半分くらい読んだかなと思って本をめくってみると、あと3ページしかないという作品が多かったです。終わりかたがあっさりしすぎていると感じるのはワタシだけではないと思いました。
    おいしく楽しく食事をする女性がたくさん登場するところはとても気に入りました。

著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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