- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167622039
感想・レビュー・書評
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1998年の段階で有吉を「生来ふてぶてしい」と見抜く慧眼!
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なんでこんなにおもしろいのか、二冊目もあっという間に読み終えてしまった。ネットなんかでも話題になってたけど、‘98年の時点で有吉の生来のふてぶてしさを見抜いていたのが凄いです。
基本的にダメな番組を多く取り上げていますが、もう終わってしまったダメな番組を観てみたいと思ってしまうくらい、説得力があります。林家こぶ平・いっぺい(現・正蔵、三平兄弟)の番組とか。 -
90年代に有吉弘行のふてぶてしさを見抜いた慧眼に驚く。
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マンションで読む。反町に関する記事を読む。鋭いです。今の女性タレントは大変ですね。かわいいだけじゃだめなんですね。
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ナンシー関は、もはや教養だと思います。(12/3/20)
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くだらない!おもしろい!TV番組を見てこれだけ深い意見を述べられるのはすごい才能だ。川島なお美、めった斬り。
浅利慶太をこれだけコキおろせるのもかなり痛快。
本当は「1」から読みたかったのだが、在庫がなく。残念。 -
「テレビ消灯時間2」4
著者 ナンシー関
出版 文藝春秋
p189より引用
“こういう番組を放送しているということの
意を汲ませるつもりだろうが、
こんな時間帯に放送しているというところに、
不誠実さを読み取るのみである。全く意味なし。”
消しゴム版画家でコラムニストである著者による、
テレビや芸能人にツッコミを入れる一冊。
男の乳首から女の乳首まで、
他に真似できない著者独自の視点で書かれています。
上記の引用は、
某テレビ局の自局の番組を批判・批評する番組についての一文。
この番組の放送時間は早朝5時30分、
しかも土曜日だったそうです。
最近も放送事故か何かの検証が早朝にされたそうで、
話題になっていたような気がします。
この記事は1998年6月のものですが、
いつまでも変わる気は無いのかも知れません。
いつもながらの痛快なツッコミが心地よく、
取り上げられる人や話題は懐かしいのに古さを感じさせない、
というのはさすがに無理があるかも知れません。
平成生まれの人達にはわかりにくい出来事が多いのでは?
二十代中盤あたりの方なら、
そんなこともあったなと楽しみやすいと思います。
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大好きですよ。ナンシー関さん。美しい文書が書ける人。作家作家してなくて、いつも近くにいる「辛口のお姉さま」って感じで。そこはかとない女性らしい弱さとか、ちょっと悩んでる感じとか。逆にちょっと頑張ってみてる感じや、頑張って生きるんだ!というテンションも。その時々の心情が、なんとなく書いてくださる文章に反映されていて、大好きでした。いなくなってしまってホントに残念です。さみしいです。
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10年以上前のタレント評だが、そのいくつかは予言になっている。ものまね王座の終了、NHK教育のキャラ発掘、「いつまでもリハビリ中のイメージをぬぐえない」中森明菜、「生来ふてぶてしい」有吉の強さ。
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いまとなってはかなり懐かしい内容。このヒトは誰だっけというような人物もいる。いうまでもないことだが、すばらしい分析力で楽しませてもらった。