天皇の刺客 曾我兄弟の密命 (文春文庫 た 43-6)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167629069

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  • 仇討の話では有名らしい、曾我兄弟の頼朝暗殺話。現代社会の男性会社員に見ると「本音と建前、大義名分と立身出世」て、この時代の武士の価値観と変わらないんじゃないかしら。

  • 「曾我兄弟の仇討ちとされるものの本当の狙いは頼朝」説をさらにいろいろ絡めていた。

  • 全一巻。
    忠臣蔵、鍵屋の辻の決闘とならぶ、
    日本三大仇討ち、曾我兄弟の仇討ちの話。

    いろんな説のある曾我兄弟の仇討ち。
    北条が裏にいたって説をなんかの小説で前読んだ。
    今回は裏に京都がいたって説。

    兄弟の寄り添う感じが切ない。
    頼朝がちょっとわかりにくかった。

  • 本筋よりも、随所に見える中世武士団の「武者の道」が新鮮で、面白かった。

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著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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