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みんなの感想・レビュー・書評
花魁のミノに身請けの話がやってくる。相手はミノが惚れ抜いたヤクザの時次郎。
身請けが決まったミノは、自分が住むことになる月島を見に行こうと思い立った・・・・表題作を含む短編集。
タイトルに惹かれて買ってみた。浅田次郎だからハズレはあまりないけど、この短編集に関しては当たりでもないなぁ。表題作みたいなのがいっぱい入ってるとよかったかも。
短編集としては最高峰だと思う。どの話も時代を感じ、人情を感じ。「雪鰻」「シューシャインボーイ」の戦時を生き抜いた人物と戦後との邂逅、「月島慕情」の絶妙な時代背景、なかでも「供物」の母と子のもの足りぬ再会に心打たれた。
切ない話ばかりでした、
短編集だったので
読みやすかったです。
登場人物のやるせなさとか
優しさとかが
伝わってきて、
切なくて悲しいんだけど
温かい話ばかりでした。
浅田次郎の短編は絶対に期待を裏切らない。
ピンと背筋を伸ばして生きている人々はすごく寂しく、すごく誇り高い。
ほろっとする話ばかりだ。この人の文章キレイだなぁ。少し昔の話っていうのがすごく合う気がする。私は、「雪鰻」と「めぐり合い」が好きでした。
最近図書館への返却期間ぎりぎりに読む本が出てきてしまっている。
あわてて読んだ本だが、内容は良かった。
浅田次郎の本、泣かせる。
短編集だと、物語に入り込むころに、話が終わってしまうことが多々あり、感動的な話でもほろっとくることは少ないのだけれども、これは短い話にもかかわらず、ほろっときてしまった。
短編集でほろっときたのは、恩田陸の「光の帝国」という本以来かも。
感動する本はいい。読んだ後の心がさわやかになる。
日本ペンクラブ会長になった浅田次郎さん。 お涙頂戴を描かせたら天下一品です! ホント、いつも泣かされてしまい、通勤電車で読むとかなり不気味な人になってしまいます。ヤバいですねぇ~。 長編も良いのですが、短編もお涙頂戴エッセンスが詰まっており、ホント最高です。 『三国志新聞』で、孔明が『出師の表』をヒラヒラさせて、『ほれ、泣いてみろ』みたいなことを言っている四コマ漫画があったのですが、な... 続きを読む »
浅田次郎短編集。
面白かったかといわれると、まあ短編集なので面白いのもあったしそれほどでもないのもあった、という感想でしょうか。
個人的には「雪鰻」のやるせなさと「シューシャインボーイ」のなんともいえない切なさが強く印象に残りました。
それでいてどれもしみじみとした読後感があるのがいいですね。なんとなくゆっくりと読みたい良作短編集といった感じ。
短編集。 靴磨きから成り上がって大企業の社長にのぼりつめた男。戦時中にもっとも過酷な最前線で戦って生き延びた旧日本軍の士官。故郷を遠く離れて上京したにもかかわらず、学生運動のとばっちりで学業に精を出すこともままならなくなった青年。大正時代の吉原女郎と、彼女に惚れて身請けしようとしている男。 時代のにおいがする作品というのは、いいものだなあと思います。 表題作『月島慕情』では、これ... 続きを読む »
泣かせようと見え見えの短編集。最後の『シューシャインボーイ』、馬名10文字はナンセンス。短編集は苦手。最初の二編と最後のはまあまあ。ゴキブリの話はイミフ。
テレビ東京のドラマ「シューシャインボーイ」を見て、手に取った原作。
原作も素朴で良かったけれど、ドラマを見た後だとなんとなく物足りなく感じた。
西田敏行さんの一郎が、原作のイメージとぴったりでさらには原作を飛び越えて、一人の人間としてきちんと存在していた。
と、ドラマのレビューになってしまった。。
「月島慕情」が一番良かった。
よくある短編小説は展開に頼っている。驚きの展開や、泣かせる展開など。しかし、浅田次郎の短編はそういうものに頼らず、ちゃんと人間が描けてる。
人間が描けてる作品が悪い作品なわけがない。
短編集。一つの短編を読んだだけで、まるで長編を読んだような気持ちになるのは、浅田さんの作品だけだと思う。泣きながら読みました。
浅田次郎の本はかなり好きなので図書館に読んでない本があるとつい掴んでしまう。
なんとなくいつも通りの下町人情短編集だけど、やっぱり最後のシューシャインボーイがちょっと競馬の話も絡んでる(あまり関係ないけど)せいか、一番楽しめたかな。総じていい話ばかり。

初めて読んだ浅田次郎の本。
短編集なのだけど、どのお話にも自分の心の何かとリンクするところが多かった。
本の名前にもなっている「月島慕情」は、誰からも大切にされなかったけれどもの分かりの良い子で生...





