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みんなの感想・レビュー・書評
よみものとして、とても面白かった。チベットという異国の生活習慣や歴史、それに触れることはそれだけで面白い。政治的な話ももちろん面白い。ダライラマについて知れることも面白い。普遍性という点においては、一級の古典に劣るので★4にした。 この自伝で特筆すべきことは、ダライラマの感想がその時によって違うということ、例えば、前半では毛主席をわりと良いイメージで表現しているのに、後半ではあまり良くない... 続きを読む »
ダライ・ラマの自伝、1991年ごろまでで、自分が、1959年の中華人民共和国軍のチベット侵入、インドへの逃亡、チベット人への圧政などがたんたんと書かれている。 今は、中国は大市場として世界経済を牽引する国として人権の問題はかげに隠れつつあるが、チベットの抑圧の状況はすざましい。 ダライ・ラマは、1987年に5つの提案を米国議会で行っている。 ①チベット全土を平和地帯... 続きを読む »
1980年8月にジュネーブで調査結果が公表された。国際法曹家委員会は、再度チベットの見解を支持した。報告書はこう指摘している。
「中国は世界人権宣言の16におよぶ条項を犯し、チベット人の大量虐殺について有罪である。」
自分の無知さを思い知らされた。
このごろライトな本ばかり読んでいたので、かなりずしんときた。
ものすごい重み。
何度も何度も手にとっては読み返してしまいます。
私は思う、 無知は恥だが、 無関心は罪悪である。 ・・・・・っと。 この歳になると、人の書いたものに対しては、ちょっと眉に唾をつけて読むようになる。 特に、自伝となると、かなり斜めに構えて読むことになる。 なぜなら、彼のような立場であれば、自己の都合にいいように事実を曲げたり、読者の共感を得ようと必要以上に誇張してしまうからで ある。 少しでもこういう匂いが、この本... 続きを読む »
1949年からずっと、チベットが中国に侵略され迫害されているとは知らなかった。
ひどいことをされてもなお「怒りをぶつけるより、寛容を学ぶほうがはるかに有益である」と言い切るダライ・ラマはすごい。
「苦しみは無知から引き起こされる」「我々の直面している問題はほとんどが人間が作り出したもの。解決しうるものなのだ」「科学と宗教(精神性)は矛盾しない」「ある意味で、仮想敵は友人より価値がある」
インドに入植したチベット人が、開墾作業で地面を焼き払う時、一緒に無数の小動物や昆虫を殺してしまうのを非常に心配していた。仏教徒にとっては一切の生命が申請であるが故の考えだ。風土によって文化が作られる。切り離すことは不可能なのだ。。。
山際素男著「ダライラマ自伝」文春文庫(2001) * 仏教の根本的教理は事物の相互依存性、因果の法則である。簡単にいうならば、人が経験するいっさいのものは行為(カルマ)に基づいている。それゆえ起因こそが行為と経験の根元であり、意識と再生の仏教理論はこの認識から生まれている。まず、原因から結果がうまれ、その結果がつぎの原因となり、それがまた結果となってゆくがゆえに意識は持続的であり、経験や印象を次... 続きを読む »
【後日再レビュー】誰にでも伝わるわかりやす言葉で複雑で深刻な問題をユーモアを織りまぜ情景が目に浮かぶように生き生きと描かれている。
チベットについては、それなりの興味を持ってニュースも追いかけていたはずなのに、思っていた以上に過酷な弾圧・差別・虐殺の歴史を語る部分にショックを受けた。「憎しみを伝えたいわけではなく、事実を知ってほしいだけ」と繰り返し書かれていて、なお真に迫る。
神秘的な転生の話を、事実としてたんたんとつづっている部分も面白い。多くの人に読んで欲しい一冊。
『ダライ・ラマ自伝』(ダライ・ラマ著、山際素男訳、文春文庫)を読み終えた。 中国によるチベット圧制の様子がよく分かる。事実とすれば大変なことである。 それにもかかわらずダライ・ラマが赦しの心で接しようとするところに救いを感じる。私もそれに倣いたい。以下、心に残った文章をあげる。 「この苦しみは無知によって引き起こされており、人は己の幸せと満足を得んがため他者に苦痛を与えてい... 続きを読む »
読了
内容(「BOOK」データベースより)
チベットの宗教的、政治的最高指導者として精力的に平和活動をつづけ、ノーベル平和賞を受賞した第14世ダライ・ラマが、観音菩薩の生れ変わりとしての生い立ちから、長きにわたる亡命生活の苦悩、宗教指導者たちとの交流、世界平和への願いなどを、波乱の半生を振り返りつつ語る。チベットとダライ・ラマを知る恰好の入門書。

友人が送ってくれた本の処分。世界の見方は一つじゃないって教えてくれた本。冗長だけど割と好き





