すべてを食べつくした男 (文春文庫)

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制作 : Jeffrey Steingarten  柴田 京子 
  • 文藝春秋 (2005年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167651473

すべてを食べつくした男 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 著者のとどまる事を知らない知識欲、実践欲に完敗
    その話題の広がりに知人にいたら面白いヤツだと思う。
    日本食のところではなるほどって思ったけど、日本人の普段の食事とは違うからなあ

  • インテリ料理評論家。
    アメリカ人から見たときに、イタリアと日本って同じようなものなのかな。
    普通の日本食が、ずいぶんと高いレベルのことをやっているのかと思う。
    つまんない感想文でごめんなさい。

  • この方のエッセイを初めて読んだのは、ハードカバーの美食術というタイトルの時でした。
    残念ながら今は絶版のようです。文庫本のこちらは、美食術をもとに、コンパクトにまとめられています。

    美味しそうな描写がたくさん出てくることを期待して読むと、がっかりするかもしれません。これはそういう読み方の本でない気がします。

    毎度、1つのテーマについて書かれているのですが、エッセイというよりもはや論文!
    元敏腕弁護士という筆者の腕を見せつけられます。それに、ちょっと皮肉っぽく鼻持ちならない語り口は遊び心にあふれて、爽快でもあり、段々とクセになります。
    人として、筆者の自信満々な様は非常に魅力的。
    こんな旦那様、素敵だな〜と思いながら読んでしまいました。

  • 食べ物エッセイ好きならば、当然読んでおくべき一冊…かなぁ。前半は Le paradoxe français に始まり、水道水/ボトル・ウォーターの比較や果物(の成熟)に関する問題提起、アルコールと心臓病の関係など、食にまつわる様々な問題を時には科学的に、時にはユーモラスに解き明かす。後半は著者が実際に作ってみたレシピを交えつつ、フレンチフライからワギュウまで、様々な料理を味わう美食エッセイ。

    どのエッセイも面白いは面白いのだが、惜しむらくは、読んでいてお腹が空いてくるほど素晴しくはない。

  • 日本にも来ている…西洋人の味覚とはこういう感じかあ~と感心しました。

  • 元弁護士にしてフード・ライター、
    ヴォーグ・アメリカの食に関する記事をまためたものです。

    例のフレンチ・パラドックスについても触れられてますが、
    この人、自分で作るんですよね。
    フライドポテトとかフルーツケーキとかパンとか。
    中にはロブションやアラン・パッサールのレシピも載っていますが、
    ありとあらゆる器具でありとあらゆる方法を試しています。

    中には、アメリカでも有名な神戸牛を最もおいしく食べるために
    関西にやってくるくだりも!
    辻静雄の紹介で(両者ともにコネあるなぁ)、
    あちゃこちゃ食べ歩いてはります。

    でもねー、彼が最初にヴォーグの料理評論家に指名されたとき、
    かなり好き嫌いがあったようで、
    「わたしが毛嫌いする食べ物」というリストが載っています。
    ・キムチ
    ・ディルをあしらったもの
    ・めかじき
    ・アンチョビ
    ・ラード
    ・インド料理店のデザート
    ・そのほか 味噌、チャツネ、生うに、ファラフェル

    ファラフェルのどこに嫌われる要素があるのか、理解できませんが、
    どうも、異国の発酵食品が苦手な様子。
    うーん、確かに癖があるけど発酵食品こそ、
    複雑にして精妙な旨みの塊ではありませんか。
    修行?によってこれら嫌いなものはかなり克服したようですが、
    「やっぱりアメリカ人だけあって、味オンチなんじゃ?」という
    私の差別的偏見は、この本を読み終わったあとでも
    ぬぐいきれていません(ごめん!)。

    でも、この本の面白いところは、著者の味覚云々ではなく、
    アメリカのコラムらしい、ウィットのある文章なんだと思います。
    「米の炊き方を覚えるには二十年かかる、とミスター・ツジが冗談めかしていっているので、わたしは2011年までの日数を指折り数えている」というような。
    さらに、「心臓病や癌の原因と実証されてきたのは主に動物性の飽和脂肪だけであるというのに、栄養について書いている人間とナビスコは、脂肪という脂肪を摂ることの恐怖におもねって金を稼いでいる」。
    ナビスコに関しては私は分かりませんが、
    確かにこういう側面はあると思います。
    何を食べたらいいか分からなくて、
    サプリメント飲んでる人が多そうなアメリカでも、
    こういうことを言う人がちゃんといるんだなぁ。

  • food geek?
    He is specialist for FOOD

  • ヴォーグ誌に掲載されていた食のエッセイ。今までに読んだどんな食まわりエッセイとも似ていない。美食と人生に対する怒涛の愛情、飽くなき追求の姿勢、それらを余すところなく表現している文章、すべて素晴らしくおもしろい。
    猛然と外食し調理し調査する。のみならず、最古の文献から最新のデータまで駆使して、美食を損なう迷信のあれこれ(菜食は健康に良いとかバターや塩は控えるべきとか)に立ち向かう。最近フレンチ・パラドクスとして知られるようになった現象を最初に発見したのは著者なのだとか。読んでいると、体型維持の努力などすべて放棄して、享楽的な美味の世界へ身を投じてしまいたくなってしまう。レシピがたくさん載っているので、料理ごころもそそられる。

  • 元弁護士の著者は、その培った法的知識や、勉強のノウハウを、今度は食へと転化させた。
    驚くべきはその行動力!食にここまで情熱を傾けられるのは、まさにプロフェッショナル。医学的根拠の検証から、マナーの実践、本物を求めての旅、これらすべてに妥協なく、納得するまでとことん突き詰めている。何よりも、食に関する職につくために、彼は、好き嫌いを克服させた。食に対する偏見を払拭させなければ、公平な判断で批評できないからだ。
    そういった著者の姿勢は、大いに見習うべきだろう。
    ただ、知らない食材や料理の話となると、かなり読み進むのに苦労した。知識が皆無だからしょうがないか^^;

  • ( ´∀`)つ ミ
    翻訳がダメなのか、読むのが苦痛。内容なんか覚えちゃいません

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すべてを食べつくした男 (文春文庫)の作品紹介

まず自分で調理-粉まみれになって理想のケーキを追究し、ポテトを揚げる。本場の味を知るべく世界中を飛び回り、材料を徹底吟味。水、ケチャップ、電子レンジ料理まで試し、京都で懐石料理に舌鼓をうち、自らウェイターの学校に通う。強靭な胃袋と飽くなき好奇心を武器に「食」にとことんこだわった、丸ごと美味しいエッセイ。

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