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ハチはなぜ大量死したのか についての感想・レビュー・書評


ハチはなぜ大量死したのか (文春文庫)
135人が登録 ★4.12

制作: Rowan Jacobsen  中里 京子 
本 / 文藝春秋 / 413ページ / 2011年07月08日発売
ISBN/EAN: 9784167651756
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評価平均: 4.12
登録数: 135
レビュー数: 14
価格: ¥ 820 (参考価格:¥ 820)

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みんなの感想・レビュー・書評

shin-fujiさんのレビュー 4

邦題がこれほど失敗している本も珍しい。中身はかなりおもしろい。

fukuchan2212さんのレビュー 5 読み終わった

どんな優れたミステリ作家でも、大自然が造り上げた仕掛けに匹敵するものは生み出せない。それを痛感させられる一冊。これは、現代人の必読書ではなかろうか。

科学には限界がある。科学は自然を制御し、支配するためのものではなく、自然と調和して生きるための参考書に過ぎない。智力の限りを尽くしても、自然の摂理は必ずその上をいく。そんな当たり前のことを気付かせてくれる本である。

表紙のハチはグロテスクだけど、本書を読み終わったあとは、誰もがミツバチをいとおしく感じるだろう。僕も例外なく、ニホンミツバチを飼いたくなってしまった。

ぎんこさんのレビュー 4 読み終わった

2012年3月28日読み始め 2012年4月4日読了
ハチの突然死はなぜ起こったのか原因を探る前半、後半からは受粉植物と昆虫の密接な関係について、そして虫を殺す殺虫剤などがどれだけ環境に影響を与えるか、ハチの突然死も複合汚染が原因ではないか…ということを書いてます。
ミツバチの生活は昔教科書に「八の字ダンス」とか載っていて知ってましたが、研究も進んでさらにハチの行動がわかるようになったみたいで、とにかくハチってすごい!と思いました。受粉植物と昆虫の関係もほんとに精密です。
ただ、ちょっと著者は感傷的な感じも受けました。まあそこが私のような一般の読者にも読みやすいのかもしれませんが。

korukuさんのレビュー 5 読み終わった

受粉をしなければ実はならないという当たり前のことを思い出させてくれると同時に、それにはミツバチが重要な役割を果たすことを思い知らされた。ミツバチは私たちに蜂蜜をもたらしてくれるだけではなく、もっと身近な果物や野菜を育てる助けをしてくれている。野菜そのものや果物の木だけに気を遣っているだけでは、食は守れない。もっと体系的な考え方が必要ということか。 ダニは脅威ではなく、問題を指摘する味方というウ... 続きを読む »

青青子衿さんのレビュー 3 読み終わった

CCD(蜂群崩壊症候群)の発生からその謎を探っていく
いくつかのダニやウイルス、農薬、遺伝子組み換え作物といった
犯人が疑われていくがどれも根本的が原因ではない。

一つのピースとして種の意思に関わりなく現代の産業システムに組み入れられた
ミツバチというシステムが既に崩壊を始めているという事だと思う。

問題の解決にはどうしたら良いのであろうか
ミツバチを不要とするか、ハチを自然の状態に戻すのか
どちらも難しい問題と思う。

著者のミツバチに対する愛情が伝わってくる本でした。

レイチェル・カーソン「沈黙の春」を読んだ人は共感できるはず

nakamryさんのレビュー 読み終わった

初めて読んだ昆虫本。

蜂=はちみつ美味しい、刺されたら怖い、巣が気持ち悪い、昆虫苦手

の印象だったけど、蜂の生態はとても面白くて一気に読めた。
社会性昆虫のメカニズム、養蜂の歴史、病気、中国産ハチミツの実態、などなど。

蜂も出身国(?)によって気質が異なるとは、人間と一緒。
イタリア蜂、ロシア蜂、日本蜂など、なるほどといった感じ。

苦労して蜂が集めてきた蜂蜜をありがたくおいしく頂かねばとも思いました。いろんな花の蜂蜜を食べてみたいな~。

look1979さんのレビュー 3 読み終わった

概要 セイヨウミツバチの巣箱からの集団失踪という事件を通して、現代の移動養蜂と工業的農業の問題点を明らかにしている。 ・授粉 被子植物と昆虫は授粉という行為を通して、植物は生殖活動、昆虫は食料採取という共生関係を気づいている。人間は授粉行為を利用し単一作物の大量生産などに活かしている。 ・社会性昆虫と集団知性 セイヨウミツバチは社会性昆虫であり、単一個体でなくコロニーという集団知性に沿って生き... 続きを読む »

yunさんのレビュー 4 読み終わった

実は、私達の食卓に並ぶのは、ハチミツは勿論のこと、蜂という受粉昆虫の恩恵に与って実った作物ばかりだ。
そんな野菜や果物の収穫に欠かせない蜂が、近年、世界各地で激減している。本書は、その現象を追い、原因を探る科学ノンフィクションである。
蜂を始めとする受粉昆虫が、被子植物が溢れるこの地球上でどんなに重要な存在か、本書を読んで初めて気付かされた。
人間が、経済的効率性を優先させるあまり、生態系に安易に介入した結果何が起きるのかーー今後の養蜂、農業、自然との関わり方を深く問い掛ける作品である。

shoji1217さんのレビュー 4 読み終わった

  この本は、新聞の書評かなにかで書いてあって購入。  積ん読になっていたが、土日ぐらい、復興に関係のない本ということで、とりあげて読了。  やっぱり、生物学関係の本はおもしろい。  世界中で生じている、セイヨウミズバチの大量死の謎を追った本。結論はないが、大陸をトレーラーで移動するハチのストレス、ハチにつくダニを駆除するための大量の農薬の使用、抗生剤の使用、農地側の農薬の... 続きを読む »

tsuyoshiさんのレビュー 4 読み終わった

面白い。科学の本であるが、推理小説のように謎を解いていくようで楽しい。ミツバチのことが書かれているのですが、最終的には環境問題、食への、農業への、社会への問題告発の書と言えると思います。

cocoon777さんのレビュー 4 読み終わった

考えてみれば植物が受粉するにはミツバチの存在は不可欠で、ミツバチがいなくなったら、人間の食生活は相当味気ないものになります。

そのミツバチが人間の身勝手な行動のせいで、ボロボロになり激減している。。

巣を人間が作ったものにしたり、共生しているダニ退治のために殺虫剤をまいたり、菌がつけば抗生剤を振りかけたり。。

結局、自然は自然に任せるべきで、人間がコントロールしようなんて傲慢にもほどがありますね。

そう考えるとインフルエンザのワクチンも考えものかなぁ。私はよく風邪ひくけど、インフルエンザはワクチン打ってないのにかかったことないし。。


Oct, 2011

Angelさんのレビュー 積読

単行本が出た時も買って、実は読んでいないので再購入本なのだが、再度買った割には何となくではあるが、きっと読まない予感がする(笑)。

どんぐりさんのレビュー 5 読み終わった

読み終えて、ニホンミツバチを庭で飼うことはできないか・・・としばし、真剣に考えてしまうほど、ミツバチ好きになってしまった。 だって、けなげすぎるのである。アメリカ全土をトラックで連れまわされて、せっせと受粉し、蜂蜜を集め、もらえるのは、コーンシロップ。そりゃあ、ストレスもたまろうものだし、病気にも、害虫にも弱くなろうものだ。 生命誕生から、現在までの生命バランスを人間の経済が破壊しようとしてい... 続きを読む »

kiwiさんのレビュー 読み終わった

自然はタフなようにも見え、思いがけず脆弱な部分もある。力を持ってしまった人間は、その行為に責任を持つべきなのだろう。やみくもに自然に帰れと叫ぶのも手だが、採集と狩猟の時代に戻るわけにもいかない。考えて、試行錯誤して、間違いを正しながら進むしかないのだ。
ただしこの邦題はずるい。「ハチが大量死したわけ」は、結局よくわからずじまいだからだ。ぼくもそれを知りたくて読んだのだが。もちろん筆者が悪いわけじゃないが。

全14レビュー中 1 - 14件を表示
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