妖談 (文春文庫)

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著者 : 車谷長吉
  • 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167654092

妖談 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 34編の短い文章の短編集
    アイデアを記したような雰囲気があり、それぞれを素材に長編にしてほしいような作品集です。

  • 【この世で一番恐ろしい生き物、それは人間だ】人間とはなんと愚かで醜いのか。どんな人間も一皮むけば“業”に囚われているのだ。私小説の名手が描く、妖しくも哀しい掌篇小説集。

  • あるヒマな日、図書館で見つけパラパラめくると、あっ、これ好きなタイプのやつや!って思ったやつ。日常の怪。太宰や椎名麟三より文体処理をちゃんとしてないので評価は微妙!でもこれ、好きなやつやっ!

  • 車谷の人間観を、
    繰り返し取り出しては煮詰めて、
    残りかすをちょっと掬い取ったような短編集。
    残りかすという表現は、
    各々で一遍の中篇が書けそうだからだが、
    このくらいの短さだから読みやすく、
    本質にまっしぐらという側面も否めない。

    信子はん
    嫁いびり
    まさか
    讀賣新聞配達員
    二人の母

    あたりが大変良かったが、
    最も良作であるのは、
    個人的には『二人の母』か。

  • 私小説の毒虫がうんたらかんたらと寄りかかっておられたわりには、あっさり切り捨てちゃうのねー。うん。
    聞き書きをまとめたような体裁で、残りづらい。
    しかし「まぐはひ。」を迫る女は凄まじい。

  • 「私の母も弟も便所で大便をするのは一日一回である」の出だしを読んでなんとなく買ってしまった。2〜3ページくらいの掌編が続く、私小説と小説の合間のような不思議な感じ。それぞれの掌編は独立しているようでいて、底を通じている。
    「妖談」というタイトルで表紙にも猫の妖怪のようなものがいるのでそういう話かと思い込まされてしまった…。妖とかそういう類いのものは出てこないです。

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妖談 (文春文庫)の作品紹介

この世で一番恐ろしい生き物、それは人間だ人間とはなんと愚かで醜いのか。どんな人間も一皮むけば“業”に囚われているのだ。私小説の名手が描く、妖しくも哀しい掌篇小説集。

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