にっぽん虫の眼紀行 (文春文庫 ま 16-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167656195

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  • 最初のエッセイ「イワナ」は秀逸。瑞々しさが溢れる文章。生身で今を生きる中国人の心情に触れることがこれほど新鮮なものとは。矢張り、我々は中国をどこかで「わかったつもり」になっているのかしらと反省させられる。唐朝楽団を知ったこともよかった。

著者プロフィール

作家。北京大学卒業後、中国社会科学院を経て、1987年三重大学に留学。2009年から神戸国際大学教授。著書に『にっぽん虫の眼紀行』(法蔵館/文春文庫)、『孤島集』(中信出版社)など。又吉直樹の『火花』などの中国語訳を手がけ翻訳家として活躍。2011年日本文化専門誌『知日』を創刊、2016年上海で『在日本』雑誌を立ち上げる。

「2019年 『長文読解の“秘訣”(新装改訂版) マオ老師の中国語エッセイで楽しく学ぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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