不良牧師!「アーサー・ホーランド」という生き方 (文春文庫 ほ 10-1)
- 文藝春秋 (2002年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167656409
感想・レビュー・書評
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不良牧師ってことで、型破りだけど熱いジーザスフリークなアーサーの自伝。
すごいです。熱いです。
ほんとやることが破天荒だけど、そのスピリットは熱い熱いジーザスの愛にあふれています。
きみは愛されてるんだよ!と日本に、世界に叫ぶアーサー。ただその人柄が、生き様がかっこいいです。神様のことを伝える、ってどういうことなのか考えさせられました。
あなたのことを作った神は、ジーザスは、あなたを愛してる!
あなたもジーザスを信じてみないか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーサーホーランドさんの生き様が書いてある。
不良の時代を生き抜いてきてから「将来このままでいいのか」という思いから、信頼する牧師の方と出会う。
そこから自分の人生をこうして生きるんだと思い、人に与え続け、可能性を切り開いてきた。特に、やさぐれていたり大暴れしてきた人たちが更生をするために信頼をしてついて行きたくなる存在。
考え方が、とてもロックな牧師さんの自叙伝はすごく刺激になる。 -
2005年に。
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ジーザスクライストな一冊。
牧師というか熱きファンキー爺さんとあうか。
カトリックもプロテスタントも超教義的なクリスチャンの自伝?になるのかな。
読み始めは、何やら胡散臭い新興宗教の開祖みたいだなという印象。
若かりし頃は悪で鳴らし、道を外し、その中で神に目覚め...云々。
よくある新興宗教の開祖自伝教義書の内容まんまじゃねーか。
と、思いきや。
読み進むうちに、中々に良い言葉が散見。
牧師として捉えるよりも、近所の爺ちゃんのお話として読むと清々しい。
日本人は、こういう人を好きになる人が多い気がする。
ただ、敬虔なクリスチャンは読まない方がいいかもしれません。 -
読み始めた頃、偶然、TVニュースで著者が十字架を背負って札幌に来てると放送されていた。全身、真っ黒のスポーツスーツで十字架が30キロあるのだと話している著者はとてもいかつい感じがする。アウトローな聖職者、偽善をきらい本音を語る。周囲には元ヤクザや麻薬中毒常用者などが彼を慕い集まる。バイクはハーレーに乗り、全身刺青である。結婚式は牧師姿で依頼もうけるのだとか。まるでマンガの主人公のようなお話である。
わたしが手にした文庫本の1頁目にはto Rumiと著者のサイン入してあった。本を手放した彼女は何を思ってサインをしてもらったのか、その時の感動はもう消えてしまったのだろうか。 -
「みんな一体感を求めている」
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力強い言葉と一見破天荒な行動の裏に、この人の深い愛を感じる。
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■マインド
?キリストと生きるよりキリスト教と生きるになっている。「命ではなく、形に、」
?見える罪と見えない罪。 -
朝でもアーサー 夜でもアーサー
実際に会いましたが、瞳がとても透き通っている人でした。 -
皮ジャンに身をつつみ、ハーレーで伝道してあるく牧師。
かなり過激な部分もあるけれど、牧師を想像した時、通常の概念では考えられない独特の生き方をしている人だ。
派手な服装で新宿などの電柱に登って伝道したり、十字架を背負って日本列島を横断したり。
刺青をした牧師さん達の集団「ミッション・バラバ」を創ったり。
この刺青の牧師さん達の映画化になった話題は見た事あるけど、このアーサーという牧師さんが関わっていたのは読むまで知らなかった。
およそ牧師さんらしからぬ、生き方がいい。
私は無宗教だけれど、この人柄に惹かれる。
ちょっと過激すぎるんじゃないって思うところもあるけど・・
でもなかなかできないことをやってるのは、すごいと思う。
この方の魅力に惹かれてクリスチャンになった人が多いのも分かるような気がする。