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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
古い読書記録より。
女の子だって、出世したい!
明治大正昭和の乙女たちが、彼女たち「女性」の地位向上の為にどんな努力をしてきたのかを
まとめた新書。
「乙女」という存在には甘ったるい夢のようなはかなさが美徳として必要だったのと同じくらい、
しっかりと自分を持ち生きようとする「張り」のようなものもまた必要な意識として求められてたのだということを教わった一冊。
10年以上も前の本だけど、20世紀の100年を振り返っての内容だから、全く古さは感じなかった。
出版からの10年間を描いた、ポストモダンガール論がぜひ読みたい。
主婦と、働く女性についての日本の近代史、ともいうべき大作。しかもそれが大変カジュアルな口調&視点で語られているので、読んでいて面白いことこの上無い。
専業主婦や働く女性についての言論は今だってそりゃあもう百花繚乱で、拾いきれないほどあるだろうけど、そのほとんどが実はここ100年間くらいの日本でもう語られつくしてるんじゃないか、と思ってしまった。
それにして、進歩的な女性こそ当時戦争に真っ先に飛びついたというのは恐ろしい話だなあ・・・。
明治~バブル後(2000年)までの女性の生き方について。文章が軽くて重い話も読みやすい。同じようなことが繰り返し出てくるのは若干気になったが、実は100年前からおんなじことを繰り返していただけなのかも!
明治・大正から現代にかけての社会情勢と女性の意識の変化が、当時の雑誌の記事からの引用などで知ることができてとても楽しい。
雑誌で紹介されていて読んだ。主に、明治時代からの結婚後の様々な女性のあり方(生き方、日々の様子)が紹介されている。昔の女性に比べて今の自分は幸せだわ〜。家族の協力・理解、家電(笑)に感謝感謝。
授業でフェミニズムって言われてもまったくピンとこなかった学生時代に読んだ時、すごく印象に残った。これを読んだのを機に、自分も含めた女性が働くことと自己実現についてうっすら考察するようになったのだよ。答えはもちろん出てないけれど。
自分の中にずっと燻っていた主婦(女性)問題を整理できた。
2000年に刊行された本だが、2003年に追記された著者の後書きが面白い!20世紀は「社長になるか社長婦人になるか。それが問題だ。」だった。
が、21世紀は「ビジネスエリートコース」(エリートを目指し、激しい競争を勝ち抜く)「専業主婦コース」(確信犯的に専業主婦への道を目指す)「ふつうの生活コース」(出世から下りる。一生ふつうに働いて、そこそこの暮らしを手に入れる)だ。
これって、勝間和代さんと香山リカさんのバトルにも通ずるじゃん!「ふざけるな専業主婦」の石原里紗さんはこの本、読んだのだろうか?彼女に一番薦めたい。(って余計なお世話?)
女性をテーマに論じる。 というのは相当難しいことだと思う。 「男はこうあるべきだ!!」と発表したって、 せいぜい数名の有名男性が軽く批判をする程度。 それほどまでに日本では男性に対するイメージや理想はゆるぎない。 しかし女性は違う。 女性というのはさまざまな利害とかかわりあっていて、いろいろな意見を持つ人が いろいろなことを言う。 どれももっともらしくて、 ... 続きを読む »
なんだかすごく目から鱗だ。
いつもは技巧でいかされるんだけど、今回はストレートにくる。
やっぱ美奈子いいなーー。
歴史は常に繰り返される悲劇。女性観もまた同様であり、革新的な女性(モダンガール)というものは常に過去の亡霊である。
「女学校と女子大生」と比較すると筆致は軽いけど情報量もまとめ方もオリジナリティもあってかなりお買い得な本。考え方の新しさを競うという意味では紅一点論の方が刺激的。そちらも文庫になっているのであわせてどうぞ。
斉藤美奈子さんの本おもしろい!(まだ2冊しか読んでないけど。)
論文というよりは、近代女性史ですね。
普通に歴史を勉強するだけではスポットの当たらない、一般女性を追っていく女性史の本です。
齋藤さんの語り口調がなかなか毒舌でおもしろくすんなり読めます。
近代フェミニズムの流れもわかりますよ。
女の子だって「出世」したい! 白黒モノトーンの表紙を飾る赤い帯の文字。そんな装丁の勢いそのままに女性の百年史が綴られています。 女の子の出世の道は「社長になる」か「社長夫人になる」、「キャリアウーマンになる」か「専業主夫になる」か…と、各時代のスタンダードな生き方や、憧れの生き方、遊女から女工まで漏らさず紹介されていて驚きます。 初めて感じたものとしては、戦時中の女性の姿ですかね。 ... 続きを読む »
仕事か出産か。ベタだけど、やっぱりこれは女子の切実なテーマ。だけどこの選択肢自体、じつはごく最近のものだと実感できる「女の百年史」。そうか、つい数十年前は家事がこんなに重労働だったのか、とか気づかされる。だけど指南書ではないので、最後は「アナタの未来はご自分で」と突き放されます。
表紙に惹かれ、小説かと思って購入したらノンフィクション寄りの書籍でした。いわゆる近代の女性から現代の女性まで、彼女らに共通するものとか引き継がれたものとかを、歴史的に考察していく内容。結構綿密でマニアックなのに堅苦しくなく、読みやすくて良かった。真面目に女性学をやりたい人にどう読まれるかは疑問。
日本の近代以降の働く女性を,「モダンガール」というキーワードで通史的に解説を試みたもの.同じ記述が繰り返されるのでちょっと単調ですが,文句なく面白いです.






