買い物依存、電話・恋愛にのめりこむ心理 ひとりになれない女たち (文春文庫PLUS 30-6)

著者 : 衿野未矢

• 文藝春秋 (2003年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[mishuranmanさんの感想 · 2014年10月28日]

依存についての割と先駆的な本だったけれど、今読んでも対処法含め迫るものがある。

[華凛さんの感想 · 2006年4月29日]

　健康に気を使って生きていても、ふと躓くように落ちるのが、心の病である。私は自身の心が弱いことを自覚しているので、やたらめったらこの手の本を読み、そして深みに陥る前に自分で気づくことができたことを安堵するのだ。しかし、自分を蝕みそうなトラップに気づいて立ち止まることを繰り返している時点で、落っこちそうでそのくせ完全に落とし穴に落ちきる人間ではないのだということにも気づいている。この本に著されているのは、周囲が「あの人ちょっとヘンだよね」程度としか認識していない「異常」のオンパレード。幸不幸、そして満足と飽和と物足りなさの味覚は、狂っていないだろうか？

[piu_serenoさんの感想 · 2005年6月4日]

2005/06/03　再読