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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
とても面白かった。最近、当たりが多くてうれしい。最近、宇宙兄弟が人気だが、すこし、前に僕たちの終末を読んだばかりなので、またロケットものかい、と思ってしまった。終末よりも地に足がついてると言う感じだけど、それでも、
途中まではなかなか面白かったが、うーん、イマイチだったかなぁ。
主人公が第3者的すぎて、イマイチのめり込めなかった。
氏の作品は「竜とわれらの時代」に続いて2作目。宇宙開発と古生物という分野の違いこそあれ丹念な取材に基づき最新の研究成果の上に物語を展開する手法は同じ。現時点での知見を元にしている為SFという感じはあまり受けなかった。幼馴染四人が全員異能の持ち主という設定は些か出来過ぎであるが現代技術だけを駆使して個人の力で有人火星探査を目指すと言う壮大な夢には胸を揺さぶられた。少年の日に見上げた星空を忘れなかった男達の物語。初老に入りながらも火星への夢を捨てきれない彼らの姿に同好の士として込み上げる思いを禁じ得なかった。
友達に薦められた、初めての川端裕人の小説。
宇宙、特に火星に憧れ、高校時代はひたすらロケット作りに勤しんでいた、新聞記者の主人公。とある事件をきっかけに、かつての仲間と再会を果たすが、どうも彼らには何か企みがあるように思われる……。物語はこんな風に始まるのだけど、掴みはバッチリ。
宇宙ロケットについてかなり詳細に語られていて、膨大かつ綿密なリサーチがあった事が伺われるにも拘わらず、それが決して読者を気後れさせるものではなく、むしろ「もっと知りたい!」と思わせられるところが凄い。宇宙への憧れ、ロケットへの関心を否が応でもかき立てられてしまう。
そして、著者・川端裕人の経歴が主人公の経歴と重なっているのもまた興味深い。彼自身の夢、憧れを詰め込んで、夏のロケットは飛び立つのだろうか。
夢も未来も憧れも冒険も挑戦も、いろんなモノがたくさん詰まった話。たった五人の手作りロケットで宇宙へ?荒唐無稽なのに、リアルでわくわくした。
アツい青春小説。
30代後半の大の大人が高校生の頃の夢を叶えるため、
ロケットの発射実験をするストーリー。
まさしく「大人気ない大人」です。
大人になると、結婚したり子供が生まれたりして、
段々保守的になってくるところではありますが、
こういう小説を読んで子供心を忘れないようにしたいものです。
以前紹介した「NASAより宇宙に近い町工場」と
合わせて読んでもらいたい一冊です。
そうか、ミサイルとロケットの違いって何をどこに運ぶか、その違いなのかあ…と知りました。
民間でも個人でも宇宙に届くかも知れない。
ロマン、だなあ~。うん。面白かったです。
ただ、宇宙開発も勿論大切なんだろうけれどもそれよりも先にこの地球でしなくてはならないことがあるのでは?と言う疑念は晴れませんでした。残念ながら。
夏空へ舞い上がっていくロケット。いいタイトルだ。内容はミステリー風味の大人の青春小説って感じなのだが、優しい季節の名前と、硬質なテクノロジーの響きがとても調和したタイトルだと思う。
SF好きならこのタイトルを聞いただけで、ある小説を思い出す。それはレイ・ブラッドベリの『火星年代記』所収の「ロケットの夏」。火星文明を詩情豊かに描くこの小説はSFの世界では超名作として評価が確立してて、作者もタイトルを考える際、恐らくこの作品を意識したのではないだろうか。
いい大人たちが忘れかけてた夢を再び追いかける『夏のロケット』。面白いです。おススメです。
ちなみに漫画家のあさりよしとおがこの作品にインスパイアされて『なつのロケット』というコミックを描いている。こちらも瑞々しい青春漫画でおススメ。
第15回サントリーミステリー大賞。
高校時代、天文部のメンバーだった5人が、大人になって再びロケット打ち上げを目指す話。主人公はそのうちの1人、新聞記者の高野。
世界や日本のロケット技術についての裏打ちに沿ったストーリーで、ミステリーと同時に、SFやファンタジーといった要素も強い。ロケットとミサイルの違い、ロケットにかかるコストなどを解説した上で、ロケット打ち上げは決して国家のみが成せる事業ではなく、たった5人で、しかも町工場で実現しうることを明言。
ここまで夢中になれることがある人間が、人生成功するんだろうなぁ。
サントリーミステリー大賞受賞作だが、ミステリー要素はなくはないが、SF、いや個人的に言えばファンタジーか青春小説ってとこだ。
なにげにみんなイヤみったらしい登場人物なんだが、にもかかわらずとても清々しい見える。
「ロケットはもはやハイテクではない」ロケットの技術はそのままミサイルの技術だ。乗せるのが爆弾か探査機の違いだけ。宇宙に出るのなんて無意味だっていう意見もあるだろう。でも大昔から人間は無意味な争いばかりしてきたんだ。
(宮崎大学 学部生)
ミステリーというより、青春もの。若いうちの、夢、冒険、挑戦を、大人になって、どれだけ持ち続けることができるのか。大人になっていないと言われるかもしれない。でも、その心を持ち続けることは大切だと思う。
専門的なことはよくわからなかったけどおもしろい!
キャラクターがはっきりしているし夢みたいだけどリアル。
ただ全体的に主人公の清水が情けなくてかわいそう・・・
ロケットを作ろうと言う日本の小説はこれが最初かな?少なくとも私は初めてでした。一般の人でも楽しめる作品になっている点は凄いかも。
男5人が高校時代からの夢である「火星到達」を目指して自主制作のロケットを打ち上げる冒険小説。決してSFではなく、現代を舞台とした現実的な作品(大体)。川端作品特有の、少々過剰とも思える設定の細かさは健在で、特にロケット発射のシーンでは鳥肌が立った。人生をかけて夢を叶えようとする男たちの熱き想いが伝わってくる良作でした。そして今はただただ『アポロ13』が見たい。
【あらすじ】
火星に憧れる高校生だったぼくは、現在は新聞社の科学部担当記者。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者を手伝ううち、高校時代の天文部ロケット班の仲間の影に気づく。非合法ロケットの打ち上げと事件は関係があるのか。ライトミステリーの筋立てで宇宙に憑かれた大人の夢と冒険を描いた青春小説。第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞のデビュー作。
【感想】
人公五人組が面白くて仲良くて素敵。<br />小説とはいえ、個人でロケット飛ばそうってその考えがナイス。
いろんな経歴を経てきた大人たちが再び集まり,
その経験を生かしてロケットを打ち上げるという夢に挑む。
気持ちいいお話です。
ロケットが好き高校生が集まってロケット部創部をして,ロケッ<br>
トの打ち上げをしていた.卒業と同時にそれぞれのメンバは別々<br>
の道を進んでいたが,新聞社に就職していた主人公が携わった事<br>
件に昔のロケット部の設計との共通項があり,事件の追及のため<br>
に昔の仲間との再開をはたす.昔の仲間は主人公以外が集まって<br>
ロケットの打ち上げを目指していた...<br>
実際に打ち上げをする際の緊張感がうまく描かれてます.<br>
2009.05.03(Sun)
若かりし時の夢。高揚感。
そんなものが大人になってもよみがえるような体験。
ロケット、火星への夢をのせて。
懐かしい感覚と現実の狭間にある、微妙な感じ。
言ってみればノスタルジーをうまく丁寧に表現している。
専門的な部分も多くて読むのがとまるところもあるが、リアリティのためにはしょうがない部分でもあろう。






