新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-105)
- 文藝春秋 (2003年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167663063
感想・レビュー・書評
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旅行で初めて松下村塾に行くことになったので
行きながら帰りながら4冊読みました。再読。
吉田松陰と高杉晋作の物語。
個人的には高杉晋作が好きなので、挙兵から
「面白き事もなき世を面白くすみなすものは心なりけり」
までをもう少し丁寧に描いてほしかったなあ。
なので★は3つまで。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1-4巻まで読了。
時代背景はよくわかったけど、肝心の主人公たちがそこまで魅力的でなかったような…
吉田松陰と高杉晋作に期待しすぎたかも。
竜馬がゆくのような波瀾万丈ドラマというより、その時代の詳細な解説のような感じ -
第1巻は当時の長州藩の雰囲気や松蔭の性格の紹介といった程度でしたが、脱藩の経緯はかなり驚くべきものなので良くも悪くも大人物の片鱗が窺えました。
時代も物語も動き出すであろう第2巻に期待。 -
吉田松陰とその弟子である高杉晋作を描いた長編小説で、文庫版は全4巻。その第1巻である本書は、吉田松陰の幼少時代から二度のペリー来航までを描く。吉田松陰を情熱的で理想主義的な青年として描いていて、青春小説としても読める内容になっており、とても興味深い。続きが楽しみである。
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心ではなく、頭がおもしろがって読んだ。
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新年は司馬遼太郎で始めたいと思い読み始める。吉田松陰の話し。まず、純粋であること、超前向き思考であること、優しいこと、信じやすくお人好しであること、穏やかであること、第1巻でそこまでわかる。ただ、この人物に漂う匂いは奇人。世に名を成す人はイカれていなければならないと思っているが、松陰から香る狂気の匂いに引き付けられてあっという間に読んでしまった。なぜだかこの前の電気グルーヴのドキュメンタリーを思い出した。次の巻では、いよいよ高杉晋作が登場する。楽しみ。
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吉田松陰先生のまだ、駆け出しの頃の物語。
最初とあって説明やらが多い。でも、ここを読まないと後が分からないから少し我慢。
にしても松陰先生は、やることがクレイジー(笑)本文中にも"過激"と何度か書かれているがまさに、その通り。
なのに真面目で人が良いから、面白い。
本文中にも松陰先生の起こした行動が面白くて、思わずゲラゲラ笑ってしまう場面もあった。
1巻はペリーが再び日本にやってきた所で終わっているが、はてさてこの先はどうなるやら。
続きを読むとしようではないか。 -
何かと脱線が多い。延々と進まず、やっと一巻をよんだ。しかし、二巻も期待。
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吉田松陰の貪欲さは勉強になる。学ぼうとする、知りたいという欲求の塊。