新装版 功名が辻 (3) (文春文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 文藝春秋 (2005年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167663179

新装版 功名が辻 (3) (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 慶長伏見大地震~小山評定前夜まで

  • 秀吉の晩年と、その後狡猾に動く家康の話。
    日本史ほんとに知らないから、たまに知ってる名前が出てくると「うわぁっ」となる(笑)
    板垣退助キター!みたいな(笑)

    秀吉の晩年は、なんとも切ない。天下を取ると人は変わるんだなー。
    にしても、家康の堅実さよ。小者っぽいのにその後あの江戸幕府を作るんだから、人って、歴史って面白い。

    一豊と千代の夫婦愛にもほっこりしつつ、最終巻に参ります。

  • 1976年刊。まぁ今更ながらの司馬戦国モノ。才気横溢な賢女と愚直謹厳な男との夫婦物語の点は勿論、老境秀吉が死を迎え、そして関ヶ原へと展開していく3巻のストーリー全体は判っているので、細々した描写しか楽しむところがない。千代の、俗にいう「よろめき」や「迫られ」もあるが、正直、苦笑。予期せぬ悋気も同様。著者に女の生々しさを求めるのは無理があろうが…。大蔵卿とのやり取りも余りに型どおりで…。良くも悪くも男が描く、些か美化された古風な賢女の域は越えない。なお、板垣退助が武田晴信臣板垣信方を祖とする点はトリビア。

  • 千代の知略がいよいよ冴える本巻、家康に回送した三成からの文の件、屋敷に薪を積み上げる件、秀吉に詰め寄られる件(これはあてが外れたが)といい、関心しきりです。そのトンチが悲劇のガラシャ婦人こと、お玉と明暗か分かれます。あと、本巻にも登場する名脇役、六平太がとてもいい。千代が妖術にかけられるシーンが面白く、六平太も潔い。
    戦国時代の勢力分布と諸将の思惑がよく分かり、歴史に興味が沸きます。
    最終巻は殊更丁寧に読みたいです。

  • 千代の知恵があれだけ発揮されたのは、伊右衛門が頭が良くなかったから。知恵者はいつも、人徳あるリーダーの影にいる。黒田官兵衛しかり、諸葛亮孔明しかり。・・・といったが、伊右衛門にそこまでの人望があったのか、疑問。w

    メモ。
    関ヶ原の戦いの勝因の1つに、千代とガラシャがいる。徳川方についた武将の懸念は、大阪にいる妻子の安否。秀吉時代の政策で、大名たちは自らの妻子を京都においていた。体のいい人質。さらに、大阪城内の部屋に参内するよう求める。それを、ガラシャの自殺、千代の家に積み上げたわらで家事を起こすと脅す。それで妻子を人質に取りづらくなった大阪側。武将たちは、安心して、戦いに挑んだとさ。

  • 15/11/19読了

  • 9/27読了。
    この巻は続きが気になり、どんどん読み進めたくなりました。
    歴史に暗いので、秀吉が亡くなる?世はどうなってしまうの?と物語に引き込まれていきました。
    そんな先の見えない状況でも、情勢を冷静に見極めて判断をした上で、先回りして夫を支える妻、千代はこの巻でも素晴らしい働きをしています。
    余談ですが…
    それにしても、大名の世界はサラリーマンの世界と似てますよね。わたしも秀でた能力がないので、一豊のように律儀に堅実な仕事をすることで認められるよう頑張ろうと思いました。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • ついに豊臣が倒れ、徳川が台頭。教科書で学んだのはそれくらいだったが、いろいろなドラマがあっておもしろい。
    あいかわらず千代さんは賢妻だが、若いときに比べて段々と感情的に描かれている気がする。

  • 三巻は、秀吉に待望の男子が生まれ頃からはじまる。秀頼誕生は、いろいろな波紋と影を天下に投げかける。秀吉が跡目としてで関白に据えた秀次、秀次は、関白になり実権を実質的に握り天下に号令したいと考えているが、そもそも、その器ではない。その事がよく解っている秀吉は決して実権は渡さない。秀吉は、豊臣の天下のため秀次を関白にし、そしてその沙汰を悔やんでいる。その行き違いからは「怨み」しか生まれない。そして、秀頼の誕生により権勢を増した淀君と北の政所が角を付き合いそこに派閥がうまれていく、この要となる秀吉が老い、要として朽ちると共に豊臣の天下が傾いていく様を千代の目を通して時代の変換点が描写される。

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