十三の冥府〈上〉 (文春文庫)

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著者 : 内田康夫
  • 文藝春秋 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167666071

十三の冥府〈上〉 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。なかなか面白かった。

    名前こそ変えているが、「東日流外三郡誌」をモデルにした青森県の古代史を題材に使い、事故死、病死と思われていた事件が、ある巡礼の殺人事件をきっかけに、浅見の手により次々と明らかになっていく。そして地元の若い女性の悲しい出生の謎も解き明かされていくが、その女性はその真実を知ることはない・・・。

    やっぱりこの人は上手いなあ、とうならされる。ちょっと長くて読み応えがあったが、全編に流れる旅情、悲しみ、そしてたくみに張り巡らされ、解き明かされていく謎。日本ならではのすばらしいミステリー作家である。

    ちなみに、テレビでもよくシリーズ化されているこの浅見光彦シリーズ。今Wikipediaで見たら、歴代多くの俳優が浅見を演じているが、私の中で定着しているイメージは榎本孝明さんである。あのちょっとお坊ちゃんぽい品の良さが実にぴったりだった記憶があるのだ(笑)。

    そして青森にも行ってみたくなる。東北は未知の世界だが、最近けっこう興味がわいてきているのだ・・・。

  • 浅見光彦が活躍する長篇旅情ミステリの傑作

    八戸のお遍路が絞殺される。相前後して古文書「都賀留三郡史」にまつわる不可解な死が……。謎めいた伝説と信仰の背後に潜む悪意

  • 青森を舞台にした浅見光彦シリーズ。

    東北の歴史ってあまり知らなかったなあと反省しつつ読みました。
    歴史は勝者の都合によって作られる・・・、メインの殺人事件に関係無いのに色々納得してしまいました。

    浅見さんが食べてた「しじみラーメン」食べたくなっちゃいましたよ~。

  • 薦められて読んだ本。感想は下で。

  • 十年ぶりの浅見光彦

  • 「都賀留三郡史」なる古文書の真偽を確かめるために取材で訪れた青森で、不可解な変死事件に遭遇するが、いつものように、行き当たりばったり、行く先々で重要な手懸りが目の前に現れてくれてるという強運の名探偵物語。

    いちおうフィクションなんですが、現実の世界でも『東日流外三郡誌』というのがあって、これの真贋論争もいろいろあるようですね。詳しいこと知りませんけど。。。

    なお、「冥府」という、おどろおどろしいタイトルですが、上巻を読んだ限り、内容とは全然マッチしていないという印象でした。

    (2008/1/25)

  • 青森を舞台にした浅見シリーズの長編作品。
    少し長めだが,読みやすさは他の作品と変わらない。
    もともと,神話に興味はあったが,
    アラハバキ神など古代から根付く東北文化に興味をひかれた。
    東北に追いやられた人々の思いが伝わってくる。
    壮大なテーマで描かれていく。いつものパターンにはまってしまう。

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