High and dry(はつ恋) (文春文庫 よ 20-3)
- 文藝春秋 (2007年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167667030
感想・レビュー・書評
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高校生の時に「よしもとばなな」さんの作品が読みたくて、絵が可愛かったから購入した本。
当時読んだはずなのに、
全く話が記憶に残っていなくて…
この間実家の本棚を漁ってたら出てきたので、もう一度読むことにした。
やっぱり、何が伝えたいかとか
わからないけど
14歳の子が思うがままに、書いたら
こういうモノになるんだろーな。
とは思った。
とにもかくにも、よしもとばななさんの本は読んだことがある!と言えるようになったので、でめたし★でめたし★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょうど「グッモーエビアン!」を書きはじめる前にこの本を読んでいて、中学生の話を書きたいなあと思っていたところに小説の依頼がきたので、しぜんと「グッモーエビアン!」は中学生はつきの視点から書かれることになりました。
装丁もなにもかもかわいくて大好きな本です。 -
好きです!
お母さんとの関係性や、思春期の葛藤や、先生の優しさや
一気にお風呂で読んでしまいました。
個展で主人公が気づいた視点や、世の中のあれ、と思うことが思春期の視点で描かれていて。繊細な物心を持つ主人公の視点がいとおしく思えました。
世界は優しいんではなく、自分の中に優しい世界を形取っていけばいいのかなと。そんなことを感じた読了後。 -
とにかく可愛らしい。なんというか、装丁も含めて、宝物にしたくなる本だ。この主人公みたいな考え方ができたらなぁ、と思う。どんな学生時代を送ることができただろうか。泣きたいとき、抱きしめたくなる本だ。
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再読。
思春期の心の感性の一面が分かる作品。 -
何もかもが好き。
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あと2ヶ月したらきっと読みたくなります。毎年秋が来たら読み返す本。幸福感ととにかくきれいなものだけが凝縮されているおはなし。
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絵の話。なんとなく、これを読んだ後、江國香織の作品を読みたい!
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初恋の可愛い話
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表紙で選んだけど、すごい良作だった。アイスクリームが好きで好き毎日食べるお母さんや、自分の生々しさを自覚しながら清廉に生きようとするキュウ君という、いいキャラクターに囲まれて生きる夕子が、少しうらやましい。