池波正太郎「鬼平犯科帳」傑作選 おれっちの「鬼平さん」 (文春文庫 や 29-11)
- 文藝春秋 (2010年5月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167670115
作品紹介・あらすじ
「池波さんのことを語れるのは生涯の誉れ」と言い切り、青年時代から愛読していたほど池波ファンの山本一力氏。その氏が、なによりも愛する「鬼平犯科帳」の中から悩みぬいて選んだ傑作六篇と、鬼平作品の素晴しさを綴ったオリジナルエッセイ、池波正太郎記念文庫での講演を収録した、山本一力版「ベスト・オブ・鬼平」。
感想・レビュー・書評
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大好きな作家、
山本一力さんが敬愛する
池波正太郎「鬼平犯科帳」傑作選。
これは読まねばならない。
そして、やっぱり面白い。
まさしく、
ベスト・オブ・鬼平!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昨年末にドラマをテレビで初めて見て、鬼平犯科帳の面白さに気づいた。
偶然、図書館でこの本をみかけ、はじめて鬼平犯科帳を本で読んだが。。
実に面白い。
スムーズに読める文体で、イメージがしやすい人物描写、イメージがしやすい現場感。それらにどっぷりつかって、まるで、自分がその時代にいるかのように読めるのがすごいと思った。
今年は、シリーズを1から読もうと思った。 -
鬼平は倫理やら道徳やらを超えたとこにあるな。水戸黄門よりブラックで好み。まだ単発読みしかしてないのだが、いずれちゃんとシリーズ読みしたい。
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(要チラ見!)/文庫
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これはよい企画だと思います。他の作家の方のセレクションも考えられるだろうし。久しぶりに「鬼平」を読みました。