- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167679392
感想・レビュー・書評
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うーんごめんなさい、わたしバカだからよくわかんなかったよ。
割と著者の輝かしいキャリアの自慢話が多くて途中で断念した。
飛ばし読みして最後見たら、まだ日本捨てたもんじゃないから大丈夫やで!って
直近読んだ投資信託の本と間逆のスタンスで狼狽。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界がわかるというよりは、世界の見方が経済的視点でちょっとわかる、という感じであった。ある程度の基礎知識がいる(本書も読めないほどないことに気づく・・)が、説明はわかりやすくて良かった。20年ほど前の経済史的側面が強く、その意味で勉強になる。
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ミスター円と言われた人の武勇伝か
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人間は間違えるし、影響されやすい。為替の予測はほとんど不可能。アインシュタインの話は印象的。その上で、どうリスクを回避すべきか知恵を絞らないといけないと勉強になりました。
そして、市場介入の裏側。各国の思惑。新聞で毎日読むのとは違い、人間くさい面を見られた気がしました。
面白いです。 -
161ページ
一種のカルテルであり、クラブに属する報道機関が仲良く情報を共有するようなシスムテが出来上がっています。
◆シスムテ→システム -
ルービンの市場哲学は全て確率である。
ルービンはあらゆる機会を捉えて、強いドルはアメリカの国益だといい続けた。ルービンは人の話をよく聞くグッドリスナーだった。だからサマーズを上手く使いこなせた。
情報のないものが負ける。為替市場も経済戦争の一種だから情報収集には人一倍の努力が必要。
日本の産業は否応なしに製造業中心からサービス中心の情報化時代に移っていくでしょう。
日本の強みは現場に優秀な人が多いことでした。現場の兵は強かったのに、全体の力として統合されることがなかったのは、やはり戦争を遂行する国家指導者たちの戦略性の欠如に大きな問題があった。
失敗するのは当然だと考え、そこから新しい情報を得て、新しい対応の仕方を常に学んでいく、そういう態度をとらなければ組織は必ず硬直化し、結局のところ競争には負けてしまう。
明治にあんって、日本を世界の大国に押し上げた日露戦争では明石元二郎がヨーロッパで様々な諜報活動を行い、戦線の背後から日本を勝利に導いた。 -
2010.4.30
実務家のエピソード話なんだけど、その中で大切なことも触れている。
知的謙虚さ
不確実性と誤謬性
生の情報の大切さ
かなりしっくりくる内容でした。スティグリッツの本読もう。 -
2010/3/7
為替から見た世界経済の話。榊原さんならではの視点で語られていて、おおいに納得できた。
為替の変化に必要なものは単なる判断材料ではなく、サプライズである。
情報の収集と決断において、日本がいかに世界から取り残されているか痛感した。
君子豹変するの話は最近いろいろなところで耳にするけど、やっぱり柔軟性と瞬発力は大事なんですね。 -
榊原さんは明快な文章を書くので分かりやすく彼の書籍が好きです。