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みんなの感想・レビュー・書評
ほんとうに、手塚治虫は神だったのかもしれない……。
これを読んでそう思った。これは「アトム」をモチーフとした「人とロボット」の未来への物語。
「ブラックジャック創作秘話」を読んだあとだからこそそう感じるのかも。手塚治虫氏が命を削って作り上げたものを引き継ぐ人がいるんだなと嬉しくなる。
最近、落ち込むこともあったけれど、未来っていうのは輝かしくすばらしいもの。そういう希望を持たせてくれる本だった。
短編連作なのに、1つ1つの短編が重くきらきらしている。
好きだな。
一度、図書館でハードカバーで読んだが文庫で出たので再読。
人とロボットがふつーに暮らすようになる近未来のお話。
ロボットに知性を、心をもたせることはできるのか?という主題を突き詰めて考えていくと、
じゃ人の心ってナンナン?という問題にぶち当たる。
結局、一番わからんのは人間自身なんだろうと思う。
今半分くらいまで読んでいる。
ロボットをテーマにした小説集。
作者のロボット愛を非常に感じる。
静かな感動を与えてくれる素敵な作品でした。 第一の話「ハル」の中でも書かれているように、 かつてのSFのように自由に未来を語ることが難しくなっている現代のSF作品として、 きちんと現実を見据えて、誠実に「あした」を書いた作品です。 一つ一つの作品それぞれが違った、いい味を出してる。 でも特に私は「亜希への扉」がやっぱり秀逸だなぁと思いました。 ちょうど少し前に『夏への扉』を読ん... 続きを読む »
私が好きな作家の筆頭に上げる瀬名氏のSF。習作の感が強い一連のロボットものではあるが、大傑作が生まれる予感は新しい作品を読むたびに強くなる。がんばってほしい!
本作もわかりやすい。世代が近いせいだろうか。私が興味を持つことは作者もこだわりを持って記載してくれるのでとてもうれしい(鉄腕アトムはそうでもないのだが)。
連作っぽい短編集なんだが「亜紀への扉」がとてもユニーク。想像通りハインラインの「夏への扉」を意識したもの。夢あるね。
ラストの「アトムの子」もとてもよかったと思う。こんな近未来をみてから死にたい。未来を見るために長生きしたい。そう思わずにはいられない。
右の写真は今朝撮影した大阪のHAL専門学校である。ロボットは阪大だけじゃない!がんばれ!
オビ
『どうして、ロビイは大きくならないの?
ともだち、だったのに。』
ロボットの知能と、自由意思と、アシモフへの愛が題材かしら。
だいすき
パラサイト・イブを初めて読んだときにも感じたんですが。
この方の書かれるお話は、とにかく下調べや知識の量でまずすごいレベルを感じさせられるのに
お話の流れにはそういう突飛した部分が少なく、心穏やかに本を閉じることが出来るところが、好きです。
下調べもものすごく、更に物書きとしての発想とか着眼点なんかもまったく予想もつかないSFやミステリーは数多くありますけれど
時にそれはものすごいジェットコースターに乗っけられている気分で。
うわ、うわっうわーーーーー!って言いながらラストまで読み切ってしまう感じ。
瀬名さんのお話はそういう感じが少ないのに、こう、安心して読めると言いますか。
こちらも一緒になって主人公と悩んだり、瀬名さんの目線で考えることが出来るような…
私にとってはそういう身近感が強いものを書かれる方だな、と思います。
瀬名さんが描くロボットと人の生活の話。まだ半分までしか読んでいませんがロボットに対する人の違和感などが冒頭に来ているのが瀬名さんらしいなと思いました。題材は何であろうが、人の心の境目に関するお話というのが瀬名さんの変わらないスタンスの気がします。
パラサイト・イヴで一躍有名になった瀬名さんの作品。 あれから何をしてたんだろうと思いきや、やはりこういうSF的作品を書かれてたのか。 私はこの作品好きでした。 一文で表すなら「優しく切ない、限りなく現実に近いファンタジー」かな。 それぞれ全く別の主人公を据えた短編集だけど、 主人公たちは皆、ロボットとの関わりに苦悩しているという点で共通している。 この作品の中では、ロボットが大活躍した... 続きを読む »
6つの物語からなる短編集。
これから技術が発達していくにつれて起こりうるかもしれない未来が書かれている気がします。
現実的な未来って感じでSF小説ではないです。
読んでてなかなか面白かった。
******* 再読記録 *******
2009.06.12
ロボットにまつわる短編集。
短編集ながら1本に纏まっている。
所謂ロボット、というよりは、AI寄り。
ロボット(AI)に心はあるのか、とか、そういう感じの。
それぞれ違ったケースでロボットとの関わりが書かれていて面白かった。
ロボットだAIだというジャンルながら、凄くヒューマン。
あまりおもしろくなかった。
アシモフの小説を現代版に焼きなおそうと思ったんだろうけど。
コピーもできていない。
日本人にとってロボットといえば、やっぱりアトムなのかな。それともドラえもん?ロボットを道具ではなく仲間として暮らしていきたいと考えるのは彼らのおかげかな。
現代の科学では、機械の義手や機械の義眼を生体に接続することができる。一方ロボットもそれ独自に発達を遂げている。生物と機械が融合、あるいは相補的に動作する日も近いかも知れない。ロボットの人格・尊厳とは何か?その問題を瀬名さんがいくつかのショートストーリーを紡ぎ合わせて物語っている。ただ、ひとつひとつの事象に共感はするが、漠然とした価値観を取り扱うために、瀬名さんが「パラサイトイブ」「ブレインバレー」でみせた切り口の鋭さはそこにない。ロボットに人格をもたせるヒューマニティがそこを覆う。科学の背景把握は生物学のほうがずっと深く、視点も斬新であったが、工学ベースのロボットでもう一歩独特な発想がほしかった。いくつかジンとする話もあるし、読みやすい作品。
本っていうのは、読むことにより、何かしら得られるものがあるのだけど、
得られる、得られないかじゃなくて、
受け入れられない。得られたくない、
そおいう本ってやっぱりある。
きっと。自分は、この本に選ばれないのでしょう。
近未来、ロボットと人が共存する世界はくるのか?
人が挑む科学の最終目標とも言える、機会と人との共存を、あの鉄腕アトムと関連させつつ見事に描ききってあります。
この作者の作品の多くは、専門用語が多様されており、難しい印象を受けますが、それを補うだけの卓越した表現力と世界観が光ります。
人類とロボットが共存するとはどういうことなのか。そのような利点があり、どのような弊害があるのか。
そういった点も、とても興味深いと思います。
この作品は、全ての人に一度は読んで欲しいと思います。

友人に薦められて出会った本。
この本を読んで一番驚いたのは、物語が非常に強い現実味を帯びて展開されるところだ。これは作者が実際に専門家達(これは様々なロボットが登場する)に取材をしていることに因って...





