ラジオ・エチオピア (文春文庫 は 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167679903

感想・レビュー・書評

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  • あー、不倫はいけないよ。
    これをもっとドロドロにして、怖い感じにしたら昼ドラか10時台の奥様ドラマになりそう笑

  • 雰囲気小説。良くないものの見本のよう。
    まずヒロインが好きになれず、知識自慢めいたブルジョア趣味も辟易する。

    それでいて、交際のあった外国人を急に帰国させたり不倫に対しての掘り下げをせずに、ラストに持って行くから、面倒なことを避けたように感じられた。よって、好きになれない。

    はるかからのメールも長くて冗長。中身があるかと言えばなく、主人公とのメールでのやり取りを期待していたので期待外れ。

  • 都合のいい女とだらしない男の恋愛らしいんだけれど、
    本当に都合がよすぎるね。

    っていうか、教養が高い、みたいなことを言ってて
    それがひとつのファンタジーなんだっていうように書いてるけれど
    話者の教養からも若干さらに上に設定されているのか
    全然こなれてない。洗練とはかけ離れている。

    一人称で書かれているこの小説の形態からするとね、
    話者が頭悪いことを示すために、こんな滑稽なことをしているとも考えられるし
    作者の頭が悪いとは断定できないのだけれど、
    哀れな滑稽さを際立たせるためだとしたら、ちょっと悪趣味ですよ。

    つーか、修羅場しときなさいよ。

  • 面白くもなんともないので途中で読むのを止めた本。こんな女とはつきあいたくない。

  • 蓮見さんって知らないけど「ベストセラー作家」なのか〜、と古本屋で手にした本です。何となく惹かれるタイトルでしたし。でも、全然ダメでした。読み終えた後で、私の感覚がおかしいのかとAMAZONの書評を見ましたが、多くが私と同じ感覚なので安心しました。
    スノッブとも言えない。。。。
    不倫の話です。その会話/シチュエーションに次々と酒・音楽・書籍・スポーツが出てきま。しかし、それが単なるヒケラカシにしか感じられません。もう、その時点でどうしようも無いですね。元々大した事の無い話の筋さえ吹っ飛んでしまいます。スノビズムも上手く使う方法も有る筈ですが、ここまで来るとスノッブという言葉さえ使いたくなくなる。そんな話でした。

  • よくある話。
    普通に考えたら、このような女性は「ナシ」だと思うが。
    キャラクターの設定に難有り。

  • ちょっと、好みではないかも。。。

  • 私のBLOGをご参照下さい。

  • はるかって女が非現実的すぎて怖いです。気持ち悪いです。頭が良すぎて不気味です。こんな女いるんでしょうか。恋愛小説というより、うちにとったらホラー小説。めっちゃクソ長いメールに書かれていることといえば、詞のことやら海外小説の話やらクラシックやら、そして愛についてやら・・。そんなのゼンゼン知らないなりに読めたけど、疲れた。

  • 世界、登場する女性が全然リアルじゃない。
    あんな、しゃべり方する女性が現実にいるのか?俺の知らない世界ではいるんだろうね。ブツクサいいながら読んだ割には最終的にはそれなりに引き込まれてました。
    他の作品が読んでみたい。

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著者プロフィール

1959年、秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作『水曜の朝、午前三時』が各紙誌で絶賛されベストセラーになる。他の著書に『八月十五日の夜会』などがある。

「2023年 『美しき人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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