魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)

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制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋 (2008年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705695

魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  神出鬼没の殺人鬼”魔術師(イリュージョニスト)”とライムたちの追走劇を描く下巻。

     この小説を例えるとするなら荒れた海の浜辺。何度も大きな波がやってきて、それが引いたと思いきやまた大きな波が来る。息もつかせぬツイストのオンパレードに夢中になります。
    こうした小説に関しては残りページ数で「もう一山ありそうだな」といろいろ勘ぐってしまうのでページ数の実感が湧きにくい電子書籍で読みたくなりますね。(勘ぐっても十二分に面白いのですが)
     
     そして自分のそうした考えすらも逆手に取ったどんでん返しも最後に用意されていて非常に満足。本当にディーヴァ―のツイストへのこだわりと、サービス精神に頭が下がります。

     作中でイリュージョニストでライムたちの捜査に協力するカーラが、イリュージョンのテクニックについて語る場面があるのですが、そのテクニックやトリックというものが本当にミステリのテクニックと似ていることが分かります。
    だからある意味カーラの語りは、ディーヴァ―自身のミステリ観を表しているようにも思えます。そしてそのテクニックをこれでもか、というほど使った作品なので息つくヒマなく読んでいたように思います。
     
     一方で登場人物たちの魅力も存分に活かされた作品でもあります。
    ライムの優しさや、少しシニカルな言い回しも冴えてますし、サックスが警察という厳しい社会で懸命に闘っていること、
    またカーラの母との話や師匠の話など、登場人物たちそれぞれに色々な魅力が付与されています。

     改めてリンカーン・ライムシリーズの面白さと安定感を実感した作品でした。

    2005年版このミステリーがすごい!海外部門2位

  • 終盤なのにどう進むか全く予想出来ず驚きの連続だった。お見事!カーラもいいキャラだ。

  • 警察の対応が 魔術的
    チョット 興ざめ

  • どこに誘導されているやらめまぐるしく変わる展開だった、読み応え十分。最高

  • 2016.10.18

  • 正しく“怪人”のような犯人―巧みな変装や“早変り”で姿を眩ませ、捜査陣を騙すことさえ試みて成功してしまう…読んでいて「途轍もない奴…」と思った…こんなのが実在したら…恐ろしい…―を必死に追う物語である。マジックショーのような鮮やかさで、次々と事件が発生し、「追いつき、逃れられ」という犯人との対決が続く…どうも本作は、作者がサーカス公演を観覧する機会に「こんな犯人とライム達が対決?!」と着想したらしいのだが…

    物語は最終盤の方まで「どんでん返し」の連発だ…上下巻の2冊なのだが、あっという間に頁を繰ってしまう…流石に、「人気シリーズの中で、人気が高い」という作品である!!お奨めだ!!

  • リンカーン・ライムシリーズ、第5弾。
    どんでん返しの名人・ディーヴァーがイリュージョニストを題材に? おかげで展開がめまぐるしいのなんのって。(喜)
    マジックの裏側を考えることはあまりないのだけど、実際できることの数々を聞くと、いやほんとに犯罪者になるのは簡単だな、と思わずにいられない。世の中のいろんなことって、紙一重のものからできている。
    カーラのこと、サックスのこと、最後に嬉し泣きさせられるシーンをきちんと用意してくれていて、改めてディーヴァー好きだなあと思った巻。

  • 音楽学校の学生が殺害され、犯人は現場からマジックのトリックを使い逃走。サックスは、イリュージョニスト見習いのカーラに捜査への協力を依頼する。

  • [ 内容 ]
    <上>
    ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生、犯人は人質を取ってホールに立てこもる。
    警官隊が出入り口を封鎖するなか、ホールから銃声が。
    しかし、ドアを破って踏み込むと、犯人も人質も消えていた…。
    ライムとサックスは、犯人にマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。

    <下>
    超一流イリュージョニストの“魔術師”は早変わり、脱出劇などの手法を駆使して、次々と恐ろしい殺人を重ねていく。
    ライムたちは、ついに犯人の本名を突き止めるが、ショーの新たな演目はすでに幕を開けていた―「これまでの作品のなかで最高の“どんでん返し度”を誇る」と著者が豪語する、傑作ミステリ。

    [ 目次 ]
    <上>


    <下>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 結局のところ、連続殺人鬼はどうして連続殺人事件を起こしたの?って疑問にさかのぼる。
    ストーリーのためのストーリー落としどころがおかしくなっているとしか思えない。
    面白いことを否定する気は無いが、その部分がどうしても引っかかるから星四にせざるを得ない。

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