御宿かわせみ (32) 十三歳の仲人 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-105 御宿かわせみ 32)
- 文藝春秋 (2007年4月10日発売)
本棚登録 : 258人
感想 : 14件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167710057
感想・レビュー・書評
-
今回はかわせみの女中、お石が大活躍。表題作の小源のプロポーズの場面は数あるかわせみ名シーンのひとつといっていいだろう。不器用で言葉で伝えられなくても、まっすぐな小源の気持ちが伝わりお石も泣き出す。東吾やるいをはじめ、女中のお石をほんとの家族のように心配し、思う大川端の面々が泣かせる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初の登場からかなり気になっていたお石さん。
こんな気持ちのいい素敵な人をお嫁さんにもらうなんて、
何て幸せもんなんだよ、小源さん!!
プロポーズのシーン、本当に良かった。
不器用だからこそ伝わる。 -
・十八年目の春
・浅妻船さわぎ
・成田詣での旅
・お石の縁談
・代々木野の金魚まつり
・芋嵐の吹く頃
・猫芸者おたま
・十三歳の仲人 -
(07.05.31読了)