御宿かわせみ (34) 浮かれ黄蝶 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-114 御宿かわせみ 34)
- 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167710149
感想・レビュー・書評
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第二世代の活躍が楽しみなこのシリーズです。それにしても、地理や年中行事など本当に細かく書かれていて、毎回感心させられます。半端な調べ方じゃ書けませんよね、これは。
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2月3日~2月7日
麻生家に通う途中で見かけた新内流しの娘の視線に、思惑を量りかねる麻太郎。ある日その娘がひったくりに遭い、その荷物を麻太郎が取り返してやるのだが…。麻太郎、花世、源太郎たちが大活躍する表題作をはじめ八篇を収録。次巻より、文明開化の東京へと舞台を移す人気シリーズ、「江戸のかわせみ」の掉尾を飾る一冊。 -
新御宿かわせみを先に呼んでいたので、
喜久枝さんの登場にドキドキ。
東吾さんは、どうなるの? -
江戸編の最終巻。
長かった。が、登場人物の物語は、明治編に続くらしい。
段々時代が進むにつれ、活躍する主人公も世代交代していくのが面白かった。基本的に、主要な登場人物に悪人はおらず、読んでいてストレスも生じない。時にほんわかと、時にほろ苦く、時にやりきれない内容の短編が盛り込まれていて、面白かった。 -
御宿かわせみ34巻。今回で江戸時代最終巻。時代はすすみ麻太郎、花世、源太郎が活躍する巻が多くなる。まだ大人になりきっていないのでこれからまだいろいろあるのか。楽しみ。るいの昔の話「公孫樹の葉の黄ばむ頃」もよかった。昔も杓子定規ではなく人情味あふれる采配があったということにほのぼのした。
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東吾が帰ってこない!
無事に幕末を生き延びるのだろうか… -
かわせみシリーズも34巻目。
いよいよ、江戸時代も終りに近づいてきました。