イン・ザ・プール (文春文庫)

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  • 2001レビュー
著者 : 奥田英朗
  • 文藝春秋 (2006年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167711016

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イン・ザ・プール (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 精神病の症状には色々なものがあるけれど、
    様々な点まで工夫された内容で、
    またそれぞれが短編で読みやすい。

  • 笑いを堪えながら読んでました。もし何かに悩んだり落ち込んだりしたらこの本をまた読みます。
    続けて空中ブランコも読んだけど、どっちかなら、こっちのが好み。

  • 神経科医者の伊良部先生。
    診察は超テキトウで注射に興奮するという変人。
    けれどどこか憎めないキャラクター。
    結局はみんなの難病を治してしまう彼は、果たして名医なのか、それとも迷医なのか・・・。

    少なくともだれもが心に病を抱えて生きている。
    けれど、そんな世の中だからこそ彼のような適当さに救われる人がいるのかもしれない(医者だけど)笑。

  • 5月-13。3.5点。
    ドクター伊良部シリーズ。とんでもない神経科医者。
    だけど、何故か患者は治っていく。。。

    軽快なタッチで面白い。勃ちっぱなしとか、声出して笑った。次作も期待。

  • 高校生の時に好きだったシリーズ。
    絶対に治療して欲しくない笑

  • 最初に読んだのは発売当初の高校生の時だったと思う。
    それ以来ずっと頭に残り続けている作品。

    もし自分が伊良部先生のところに相談に行ったらどうなるだろうと考えながら読んだ。
    今でも困った時は、小さい伊良部先生が私の心に現れてアドバイスをくれる。

    とても気が楽になる。

  •  映像化されたものを観て手に取りました。
     肩肘張らずに笑えて楽しい作品です。こうして架空の話、他人事として読んでいると笑えますが、自分がそんなことになったら実際困惑するだろうなとも思いました。当事者にとって大変なことも、他人からしたら喜劇なのかもしれません。

  • シリーズ1作目。
    変人精神科医・伊良部一郎が、患者達の治療を行います。こう書くと至って普通ですが、その方法が常軌を逸しています。患者達の症状が悪化するような事を言ってみたり、犯罪を唆してみたり。患者達は奇跡的に快方へ向かい、伊良部は実は名医なのではと頭をもたげますが、この医者には絶対かかりたくないです。

  • 以前のブログも本の感想を書いてたし、
    うちのカバンには何らかの本が入ってるのを知ってる人も多いし、
    なんだかんだで書店員してたのもバレてたんで、
    かぐりんは本を読む人ってのが知れちゃってるんですね。
    自分の周り限定ですよ。
    で、
    たまに聞かれるのは「おもしろい本ない?」ですよ!
    ジャンルを聞いても「全ジャンルで」とか言われると困る。
    つか、
    そこまで読書家でもないんで、
    人に勧められる本なんて知りませんよ!
    でも、
    あえて何かないと聞かれるんで、
    仕方なしに応えるオススメ本の中から「イン・ザ・プール」ですね!
    1回読んで笑ったのは覚えてる!

    短編集なんです!
    1・イン・ザ・プール
    症状はいわゆる「プール依存症」ですか!?
    泳がずにはいられない!
    出勤前だけでは足りず、
    出社後も泳ぐ!
    つか、
    法律的なルールなの?
    2時間以上泳ぎっぱなしってできないんだって!
    必ず、
    2時間に1回は休憩を挟まないといけないらしい。
    つか、
    依存症の彼は無理やん!
    泳ぎたいやん!
    しかも、
    海ではなくプールでな!
    閉まってるプールに不法侵入するんだぜ!
    依存症って怖いな!

    2・勃ちっ放し
    息子さんが寝起きだけでなく、
    毎日、
    ずっと元気なんだって!
    確かに、
    そりゃ仕事中もずっと元気なんだから面倒見るの大変でしょうね。
    しかも、
    ちゃんとした治す方法がないんだっていうから困ったものだ!

    3・コンパニオン
    リアルに似たような時間が勃発してるからね。
    こちらは、
    アイドルではなくコンパニオンですがストーカーな!
    つか、
    あいつだけと思ったら、
    街中の人がみんなストーカーなんじゃないかな?
    って、
    思っちゃってるんですよ。

    4・フレンズ
    この頃って、
    1回メールするのに3円もかかったんだっけ?
    10回で30円
    100回で300円
    1000回で3000円
    1か月に20000万も請求が来るの?
    基本使用料とかもあるけど、
    単純に6000回もメールするの?
    30日で割ると、
    1日に200回もメールするか!
    それだけでなく、
    服やらCDやらにもお金を使うのね。。。

    5・いてもたっても
    家を出るじゃない?
    タバコの火って消したっけ?
    こたつ点けっ放しじゃない?
    って、
    何でもないことを心配して何でもあることを台無しにしちゃうのな。

    以上、
    5つのちょっと精神的におかしい感じの患者さんを、
    伊良部総合病院の神経科の先生「伊良部一郎」が変わった診断で診る!
    そして、
    治してるのか?!

    書店員してた時の店長が「伊良部」に似てて、
    それが本人嫌だったらしく、
    近所の蕎麦屋の店長に本を勧めて読ませて、
    蕎麦屋の店長を「伊良部」って呼び始めたら怒り出して、
    なぜか、
    僕が「伊良部」って呼ばれることになる。。。
    いいけど、
    マユミちゃんをつけてくれ!

  • 文庫版を再読。
    変人とも言える精神科医の伊良部のキャラクターが面白く肩肘張らずに読める。
    悩みを抱えて伊良部のもとに診察に訪れた患者たちが伊良部に振り回されつつ悩みが解消する描写が面白かった。

  • 精神科医の伊良部一郎が患者と接し、独特の治療法で病を治療していく。伊良部の思考回路や行動が突拍子もなく面白かった。小さなことにくよくよしがちな人なんかは、この本をより楽しめると思う。

  • 2017/01/17
    他人事だから面白く読んだけど、実際にはこういう人が一番苦手だ。
    こっちが心配してるのに、能天気に根拠も無しに大丈夫とか言っちゃう人。
    そして、大抵は本当に大丈夫だったりするのだ。

  • 383

    2017年では17冊目

  • 2017年1月14日読了。
    いろいろとぶっとんでいる変人医師、伊良部さんと、彼の患者たちの愉快な話。患者たちはそれぞれに深刻な心因性の病状を抱えている。けど、伊良部さんは治療する気あるのかないのか…?それでも医者?という言動に、患者はドン引きしながらもなんとなく惹かれてしまい憎めない。存在そのものが名医。
    私も何かあった時は伊良部先生と話したい!と思える魅了的なキャラでした。
    看護師さんもステキ。
    それぞれの患者目線から描いてるのが、バラエティに富んでいて、なお良しでした!

  • *「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か*
    もう、文句なし面白い!この医師、まるっきり子供で注射フェチで常識なんて全く通用しないのに、不思議に核心をついた言動で患者を巻き込んで治癒の方向に導いていく。いや、導くというより、面白がって一緒に走ってくれると言う感じかな。その愛すべきキャラクターが馬鹿馬鹿しくも愛おしくて、思わず吹き出してしまう。読後もその可笑しさが残って、なんだか気持ちが楽になるような一冊。

  • どこまでも楽観的で子供のように正直、でもサラッと核心をついたことを言う、そんな伊良部先生に読んでいくうちにハマっていった。
    自分にとっては大きな悩みも、話を聞いてもらったり何気ない一言をかけてもらうだけで救われることは案外多いんだろうなと思った。

  • ちょっとダークなコメディー。ちょっと考えさせられたり笑わせられたり気持ち悪かったり。面白かったとおもいます。

  • 先が気になって読みやすいしまぁまぁ面白いのだけど、医師のキャラがどうにも合わず入り込めなかった。何度か中断しつつ何とか読了。

  • とんでも精神科医・伊良部先生シリーズの一冊目。
    総合病院の跡取り息子のくせに35才独身のマザコン野郎、ぽっちゃり体型で友達もいないけれど無駄にアクティブでエネルギッシュな伊良部先生が、診療に訪れた患者の悩みにとんでもないアドバイスをしたり好き勝手に動き回ったりしている内に、いつのまにか患者達の悩みが解決しちゃってるという連作短編集。

    凄まじく面白かった、吹き出したり声を上げて笑うほどに面白いコメディ作品を読んだのはほんと久しぶりww
    伊良部先生みたいなお医者さんに会ってみたいけれど、実際に会ったら会ったでに苛立つ上に、金も名誉もあって好き勝手に生きてる伊良部先生に嫉妬と憎しみの眼差しを向けちゃいそうww

    患者の病状も、読んでる内に「あっ、こういう事って私にもあるな」と思わず自分自身と重ねて感情移入をしてしまったり。少なからず誰でも自分の中にある感情に訴えかけてくるものがあると思う。
    伊良部先生が好き勝手してるだけなのに、最後には患者さん達が元気になっているんだからほんとすごい小説だと思う。現実にはこうも簡単にはいかないんだろうけど、無せず気楽にやっていけばいいんですよ、と優しくエールを送ってもらえた気がして穏やかな読後感を味わえた。

  • 短編ということで、ずっと避けていた小説だったが、これまた会社の人が貸してくれたので喜んで読んでみた(*^-^*)

    それぞれの話は短編だが、面白い!
    というか、この先生、楽観的で適当でいい加減なのに、どういうわけだか患者を救っていて、この適当さ加減がとても私にマッチ!

    凄い好きだわ。こういういい加減さ。

    読んでいる間中、ニマニマしてしまった。テンポも良く読み易い。

  • 何年も前から表紙が目についていたが、妻がアニメ版を少し見せてくれたのをきっかけについに読んだ。
    この作者の本を読むこと自体が初めて。
    さらさらっと読めて面白い。
    今度、続編も読んでみよう

  • 気づかされる事がある。この本に出てくる主人公たちの例は大げさだけれども。コンパニオンのように自分が素晴らしい人間だと確信して、周りを否定しなければならない人間になったり、フレンズのように誰かとつながっていなければ不安でどうしようもないように。けど、それぞれが失敗した事で、大きく成長していってるのだなぁ。思えば、中学校時代はフレンズの主人公のようだったし、今はコンパニオンの主人公のようになってる節もあるますなぁ。

  • 面白くて少し笑う
    最初から最後まで楽しい

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「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。

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