町長選挙 (文春文庫 お 38-3)

著者 :
  • 文藝春秋
3.67
  • (736)
  • (1547)
  • (1660)
  • (172)
  • (28)
本棚登録 : 11741
感想 : 1057
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167711030

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「いらっしゃーい」そんな声が三度響きました。
    伊良部先生の不思議な言動にみんな導かれていく様です。ほんとにおかしな魅力に溢れる先生ですね。読んでて楽しくなりました。

  • 前作2巻に比べれば多少劣る感じはするけど、相変わらず面白い。特に冒頭から2篇は。絶対モデルはこの人だと分かっていても楽しい。どんな人でもそれぞれ悩んでるんだ、と安心したりもする。

  • 伊良部先生もの第三弾。
    少しパワーダウンかな。

  • 愛すべき伊良部先生…やっぱり名医 なんですよね

  • 伊良部シリーズ 3作目。

    読売のナベツネ
    ホリエモン
    黒木瞳
    が患者です。もちろん実名じゃないけど。

    前の2作は医者の仕事してるふうだったけど
    3作目はエスカレートし過ぎて、単なるクソガキ。
    まぁそんな生き方って有りかもね。

    ナベツネの話はちょっと感動しました。

  • 1,2作目と違って、今作に出てくる話はモデルがあるので、より伊良部を身近に感じて楽しむことができました。相変わらずおもしろかったです。

  • オーナーの話で泣いてしまった。

    どの登場人物もすごく共感できる悩みを抱えてるんだよなあ。それを笑えるように書ける著者さんは凄い。それでいて毎度おしつけがましさなく、救ってくれる。

  • 伊良部シリーズ3作目。
    相変わらず、名医なのかただのバカなのかよく分からない伊良部が大活躍で面白かった。伊良部のキャラも強烈だけど、マユミのキャラもさらにパワーアップしてた感じ。
    読み応えのある良作4作からなるけど、太ることに対して異常な恐怖心がある女優の「カリスマ稼業」が一番好きだった。白木の付き人の久美とマユミの掛け合いが絶妙。

  • 空中ブランコからの町長選挙。
    空中ブランコの方が面白かったかな
    伊良部先生の登場シーンがもっとあっても良かった。登場人物が実在する人物のようでイメージしやすかったです笑

  • 相変わらず、破天荒でお子様な伊良部先生には安心して身を委ねられる。もしかして、名医?マユミさんのセクシーパンクっプリも板についたもので、二人の掛け合いもよきかな。

    萩尾望都の「ハワードさんの新聞広告」が個人的にトラウマなので、一作目のラストに癒された。

全1057件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥田英朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×